この春、高校を卒業したラッパー/アーティスト・edhiii boi。3月15日には卒業記念ライブとして『edhiii boi Oneman Live "大人になんてなりたくない"』を開催し、そこでも披露した新曲含む自身3枚目となるアルバム『大人になんてなりたくない』を4月9日にリリースした。


【ライブ写真ギャラリー】『edhiii boi Oneman Live "大人になんてなりたくない"』

Novel Coreをフィーチャリングに迎えた「爆走」、10代の焦燥感や言葉にならない気持ちを表現した「マジだりぃ」、母親への感謝をストレートに綴った「ラブレター」など、全10曲を収録した『大人になんてなりたくない』は、edhiii boiの音楽的な多面性と、18歳のひとりの人間としての多面性、そのどちらもが色濃く表現されたアルバムである。

この特集ではアルバム『大人になんてなりたくない』について、edhiii boiに全曲解説してもらった。

―まず3月15日にZepp Shinjukuで開催した史上最大規模ワンマン『edhiii boi Oneman Live "大人になんてなりたくない"』について聞かせてください。オフィシャルレポートにも書きましたけど、すごく進化が見られたライブでした。

edhiii boi:大丈夫でした? ここまで緊張することはないっていうくらい、緊張していたんですよ。ずっと心臓が飛び出るくらい、バクバクでした。だからもっと行けたなっていう気持ちもあります。スタッフさんも協力してくれる人も増えていくし、いろんな人が見に来てくださっていたので、その人たちを裏切れないからこそ絶対に成功させないといけないっていうプレッシャーがあって。でも思っていた以上にお客さんのことをちゃんと見ることができました。「この人いつも来てくれているな」ということにも気づけたし、熱気も感じられたし。中学生の頃から見てくれていて、今回のライブを高校卒業後の集大成だと思っている人もいれば、初めてライブを見にきてくれた人も多かったので、初めて人の目線に合わせないといけないという意識はありました。一人ひとり置いていかずにやろうという意識はパフォーマンスに出せていたかなと思います。


―それはすごく感じたところでした。自分のためだけに曲を書いているのではなくて、ちゃんとお客さんのために歌おうとする姿勢を強く感じました。

edhiii boi:やっぱりBMSG POSSEでSKY-HI、Novel Core、Aile The Shota、REIKOのライブでの巻き込み方を隣で見ているので。みんな上手いし。ワンマンを通してよかったなと思うところは、「全部僕のせい」「花火」「マジだりぃ」とか、歌っていてちゃんと病めたことですね。今までステージ上で悲しい雰囲気になるとか、エモーショナルな感情で歌うことはできたんですけど、ここまで忠実に曲を書いたときの病んでる自分になって歌えることはなかったので、そこは強みになったなって思いました。

―ここまで追いかけてくれた人に向けて自分のストーリーを表現しつつ、でもそれだけじゃなくて、しっかりとedhiii boiの音楽の多面性で楽しませた内容だったとも思います。

edhiii boi:セットリストは完璧だと思うものを作れた気がします。ライブでも言いましたけど、「Snatchaway」「14th Syndrome」「NO」「118」は、絶対にこの順番でやりたかったんです。「Snatchaway」は、区切りをつけたいというのもありました。どこに出ても『THE FIRST』の映像が使われて、「(3次審査で「Snatchaway」を歌唱して)歌詞を飛ばした少年」という紹介をされて、嫌いではないんですけど……最初は悔しかったんです。『THE FIRST』「SKY-HI」という紹介のされ方がなくなればなくなるほど、ある意味ただのedhiii boiになるから責任もついてくると思うんですけど、ひとりで頑張っていこうという気持ちも含めて、ここで区切りをつけようと思って。
『THE FIRST』の再現をすることで、第1章を終えようと思ってました。「SKY-HI見てろよ!」って叫んだときはめっちゃ気持ちよかったですね。

―セットリスト全体を通して、過去を振り返った上で「次に行くよ」という意志も伝わってきました。アンコールのMCでは、目の前にいた少年にグッズ一式を手渡しでプレゼントしていたじゃないですか。あれをやったのは、どんな気持ちからですか?

edhiii boi:BIGBANGとかYGを追いかけていたときに、俺も空港まで行って自分のCDを渡したり、韓国まで行って事務所を見にいったりしていて。空港で目合うだけで1か月くらい超幸せだったし、CDをもらってくれただけで、聴いているかはわからないけど、飛び上がるくらい嬉しかったんです。だからこそ年下の子に憧れを持たれることが嬉しいし、ほっとけなくなるというか。そういうことをしたくなっちゃうんですよね。

―開演前のBGMセレクトも、edhiiiさん自身によるものでした? インダストリアルな音楽がかかってましたよね。

edhiii boi:そうです。ノリノリな曲がかかるのもいいんですけど、自分はああいう音楽が単純に好きなので。普段から歌詞のない曲を聴くことが多くて、インダストリアルの中に喜怒哀楽が見えるものが好きなんですよね。
Shapednoise、FETISH、Malibuとか。普段、洋服屋さんとかからインスピレーションをもらうことも多いんですけど、特に「GR8」とかはこういう曲やクラシックがずっとシャッフルで流れているんですよ。USヒップホップがずっと流れているセレクトショップもあるけど、GR8みたいな世界観のほうが僕は好きですね。

edhiii boiが等身大の自分を語る アルバム『大人になんてなりたくない』全曲解説

Photo by Takahiro Tsuboi (hof)

―ライブもアルバムも、タイトルが『大人になんてなりたくない』ですけど、そもそもなぜ「大人になりたくない」と思うんですか?

edhiii boi:僕が思う「大人」を想像したときに思いつくのが……すっごくいい大人と、すっごく悪い大人で。自分がお世話になっていた先輩たちが、すごい人だと思っていたのに社会的に抹殺されたとき、自分から見て尊敬できるし大好きな人でも、違う人から見たら社会的に邪魔者扱いされたり嫌われたりするんだなと思って。逆に、ラッパーって強い歌詞を書いてるけど、裏ではめちゃくちゃ優しかったりもして。そういうことを肌で感じて、「自分がなりたい大人って何なんだろう」と考えたときに、俺が思いつく大人になるよりも今のままでいるのが一番クールなのかもと思って。だから「大人になんてなりたくない」って言うことにしました。「大人」の定義はわからないですけど、今の自分の気持ちをずっと持っていたいという意味で、このタイトルをつけましたね。

〈多田ちゃん〉を入れた理由

―ここからはアルバム『大人になんてなりたくない』の全曲に触れていこうと思います。まずは、1曲目「2025」。過去の曲のリリックも入れつつ、2025年の理想と現実を歌った曲で。


edhiii boi:これはBMSG POSSEのMV撮影の前日に眠れなくて作りました。「2024」という曲のデモがあって、それをCoreくんが気に入ってくれていたんですけど、結局出せなくて。R.I.Kくんから来ていたトラックのストックを聴いていたら、ふと「2025」って出てきて、そこから30分くらいで書きました。次の日にBMSG POSSEの現場でかけたら、しょうちゃん(Aile The Shota)とCoreくんがブチ上がってて、社長(SKY-HI)もアガってくれて、たまたまSALUさんが入ってきて「これ誰の曲ですか?」「最高じゃん」みたいに言ってくれて。「トップラインやばい! 今度トップラインで来てくださいよ」みたいに言ってくれたこともめっちゃ嬉しかったので、すぐにスタッフさんに「リリースしたい!」って言いました。9割はそのときに自宅で録った声をそのまま使いました。スタジオと同じマイクとかコンプを自宅に揃えたので、ほぼ同じ音で録れるようになったんです。

―それは今後の制作がさらに捗りそうですね。2曲目は「大人になんてなりたくない」。Chaki Zuluさんとの制作はどうでした?

edhiii boi:Chakiさんは小学生のときからずっと憧れでした。Chakiさんとやれるならゴリゴリのヒップホップを作ろうと思っていたんですけど、ディレクターから「TEENAGE VIBE」(kZm feat. Tohji)のテンションをやってほしいって言われて、スタジオに行ったらChakiさんはギターを持ってて。「昔の邦ロックを引っ張ってきてサンプリングする?」とか色々なアイデアが出ていたんですけど、結局Chakiさんがちょっと弾いたフレーズを聴いた瞬間に、「それです」ってなって。
実際一緒にスタジオに入ってみると、同じフレーズをずーっと弾いていたり、キックの音を選ぶのに何十分もかけたり、本当に熱心にやられる方だなと思いました。だからChakiさんって、ヒップホップシーンにとどまらずいろんな界隈で尊敬される存在で、プロデューサーとして名が高いんだろうなって。

―リリックに関しては、Chakiさんとどんな話をされました?

edhiii boi:Chakiさんから「どんな人間なの?」って聞かれて、「俺、かっこつけなんですよね」「小学校のときからかっこつけてて、多分みんなから嫌われてました」みたいなことを言ったら、「俺らみたいな歳になってかっこつけてるとクソださいから、今のうちに言っとけよ」って言ってくれて。かっこつけることは悪くないって言ってくれたから、背伸びして書こうと思いました。小6のときに振られた話とか、ランドセルからプリントが出てきちゃったとか、めちゃくちゃリアルなことを織り混ぜながら書いてますね。〈職員室呼び出し大体 俺か多田ちゃんだった〉もリアルです。多田ちゃんは1個上の先輩だったんですけど、アジア大会とかで何回も1位を取っていたようなダンサーで、一緒にChakiさんの曲を狂うように聴いていたんです。でも中学を卒業して以降、1回も会ってないし、LINEとかも知らなくて。いつか絶対どこかで会うだろうなと思っているので、再会したときに「あのとき死ぬほど聴いてたChakiさんの曲にお前の名前を入れたぞ」って言えるために〈多田ちゃん〉を混ぜました。

―この曲をきっかけにまた多田ちゃんと会えるといいですね。3曲目は「爆走 feat. Novel Core」。2人でやるならどんなサウンドで来るのだろうと思ったら、痛快なポップパンクで。


edhiii boi:Coreくんとは絶対に曲を作らないとなと思っていて。去年の6月末頃に「一緒に曲を作りたい」ってCoreくんに話して、「来月の『Lucky Fes.24』で披露しようよ」ってなって。「俺、JUGEMくんとやってみたいんだよね」って言ったら「オッケー、JUGEMに連絡しとく」ってすぐに言ってくれて。でもスケジュールが全然なくて、結局『Lucky Fes』の1週間くらい前、本当にギリギリに滑り込みでJUGEMくんのスタジオに入ったんです。「一緒にフックのメロディを考えようよ」って言いながら、Coreくんが3分くらいで作っちゃって、それがもう「これだと思います」という感じで。歌詞も、最初はふざけて書いたのかなとか思ったんですけど、ちゃんとメッセージがあるし韻も踏んでるし。リリックに英語を入れることも考えたんですけど、Coreくんとやるんだったらメッセージ性があったほうがいいし、日本語で作りたいなと思って。最初は詩的なワードが出てたけど、Coreくんから「もっとシンプルでいい」って言われて、超シンプルにした結果が今の「爆走」。まっすぐなワードが書けましたね。

あの頃のK-POPをやりたかった

―4曲目「忙しいんだわ」と10曲目「天才ギャング」は、これまで「おともだち」「TOKYO」「不思議の国のアリス」「OnlyGod Knows」を作ってきたネオンジェネシスせきちゃんと制作した曲で。これらのサウンドの方向性は、どういうところからインスピレーションを得たものですか?

edhiii boi:この2曲は2015~2018年くらいに聴いていた、あの頃のK-POPをやりたくて。18年間の人生を振り返っても、やっぱり自分の中でBIGBANGの存在がデカすぎるんですよね。でも彼らが兵役に行ったり、そのあいだにBTSが出てきたりして、K-POPがアメリカにウケるサウンドに行っちゃったことがめちゃくちゃ悔しかったんです。「音楽をやるならアメリカを目指さないと」みたいな風潮は悪くないけど、それが滲み出てきている気がして、どんどんあの頃のK-POPサウンドからは離れていっちゃったことが僕は悲しくて。正直、G-DRAGONが最近アルバムを出したけど、俺はもっとあの頃のGDを聴きたいなと思ったくらい。「じゃあもう俺がやろう」と。そこでBIGBANGやGDと近いプロデューサーとやるより、逆に当時のK-POPをわからない人とやったほうが今っぽくて面白いものができるかもと思ったので、せきちゃんをスタジオに呼んで、ひたすらBIGBANGとG-DRAGONのライブ映像を見せて。後日送られてきたトラックを聴いたら、本当にあの頃のものになっていて、そこから一緒に色々変えながら作っていきました。

―〈天才ギャング〉というフレーズも、最高です。

edhiii boi:もともと「関西ギャング」だったんですよ。だから〈2度付け禁止〉とか入れているんですけど、もう関西に住んでないので、関西の人が聞いたときに「お前が関西ギャングとか名乗んなよ」とか言われちゃう気がしてやめました。他に何も思いつかなくて「どうしよう」ってなったときに、ディレクターに「『天才ギャング』にしてみて」って言われて歌ってみたら、みんなが「それだ」ってなって。

―また名フレーズが誕生しましたね。5曲目「マジだりぃ」は10代の焦燥感をキャッチーに書きつつ、edhiiiさん自身の病んでる部分もしっかりと歌われた曲で。めちゃくちゃいい曲だと思いました。

edhiii boi:俺も感情の浮き沈みがすごいし、すぐに病んじゃうんですけど、「マジだりぃ」は共感性の高い曲を作りたかったっていうのと……「死」についてのワードを頻繁に聞くんですよね。「死にたい」とか。でも「死ね」よりも「だりぃ」のほうが言葉的には強すぎなくて軽いから、「だりぃ」でいいじゃんと思っちゃって。「だるいって言っていこう」という意味で、〈マジ だりぃ〉というサビにしました。マジだりぃなと思う社会なので、これを聴いてみんなに共感してもらえたらいいですね。〈だるい〉じゃなくて〈だりぃ〉なのもいいですよね。ちょっとポジを感じる。でも前向きっぽい歌詞もありそうで、案外言ってることはネガティブに近くて。

―〈強がってるだけさ 僕は弱い人間〉とも歌ってますけど、edhiiiさんの弱い部分も、強い部分もかっこつけたいところも自分の理想も、全部リリックや歌い方で素直に表現されているのがこのアルバムだなと思います。

edhiii boi:さっきも言ったように、いい大人も悪い大人も見たときに、自分はこれからずっとかっこよくいないといけないわけでもないし、弱い部分を見せるのもいいなと思って。ファンの前だけかっこよくて律儀であるとかじゃなくて、寂しいんだったら寂しいところをファンの前で見せてもいいし。もっと自由でいいじゃんって思っちゃったんですよね。

―6曲目「全部僕のせい」は、去年11月のBMSG POSSEのインタビュー取材のときに、Xanseiさん、Aile The Shotaさんと一緒に制作して、「めちゃくちゃいい曲ができたから早く聴いてほしい」と言っていた曲ですよね。具体的にShotaさんとは、リリックについてどんなやりとりがありました?

edhiii boi:Shotaくんから「もうちょっと感情を入れて赤裸々に書いたほうがいいんじゃない?」ということを言われて書き直しました。それこそ恋愛ソングにおいては強がっちゃったりもしていたので。「何年後かに聴いたときに後悔しないようにしたほうがいいよ」って言われたから、もっと鮮明に書こうと思って。結果的に、思っていた以上に自分の背中を押されるいい曲になりました。Shotaくんに感謝ですね。

18年間、音楽で生きてきた証

―7曲目「花火 feat. SHU」は、フィーチャリングに高校の後輩であるSHUさんを迎えた楽曲です。ライブでも素晴らしい歌声で、鳥肌が立つほどでした。

edhiii boi:「花火」はKosuke(Crane)と作ったんですけど、2年前くらいにはトップラインができていたんです。でもデモの段階からどうしても女性の声が欲しいなと思って、それも近い歳のシンガーがいいなと思いながら「どうしよう」という状態のまま1年半くらい経って。夏のリリースについて打ち合わせをしたときに「花火」の話になって、誰に歌ってもらおうと考えていたら、学校の廊下にギターを持って歌ってる子がいて、それがめっちゃ上手くて。そのあと文化祭があって、俺はPAをやっていたんですけど、その子がダンスしながら歌っていて「マジで上手いじゃん」と思って。でも「曲を一緒に作ろう」って誘ったら怖いかな、キモいかなとか思って、緊張しすぎてなかなか話しかけられなかったんです(笑)。1カ月くらい経ったときに「今日だ」と思って文章を作って、お風呂入る前にバッと送って、寝て、起きたら「前向きに検討します」って来てて、「キター!」って。

―告白のテンションじゃないですか(笑)。

edhiii boi:スタジオに入ったときにはKosukeも「最高じゃん」みたいな。プリプロしたらトップラインを出すのもめちゃくちゃ早くて。本当に楽しい制作でした。

―お母さんへの感謝を歌った「ラブレター」は、もう……これは感動的な曲ですよ。

edhiii boi:「ラブレター」(を語るの)は、いいんじゃないかな!

―いやいや!

edhiii boi:「ラブレター」というタイトルで、恋愛ソングがきたかと思うかもしれないけど「〈ママ〉かい!」っていう。ディレクターから「今回のアルバムに1曲くらいセルフプロデュースの曲を作ってほしい」って言われて、ギターサウンドがいいなと思ったんですけど、俺はギターが弾けないからギタリストを呼びたいなと思って。クマガイユウヤに電話したら一発で出てくれて、その次の日にはスタジオに入ってました。音を出した瞬間からアイデアが無限に浮かんで、めっちゃ楽しかったですね。そのときは毎回ライブで歌えるような「おともだち」のセカンドソングを作ろうと思ったんですけど、ディレクターから「卒業という区切りもあるしママの曲を作ってみるのは?」みたいに言われて。恥ずかしいけど、自分に対して歌ってる曲が多かったから「チャレンジしてみるか」と。歌詞を書く作業はだいぶ大変で、時間がかかりました。言いたいことは無限に出るけど、18年間分の中から「何を言おう?」みたいな。最終的にはなかなか悪くない曲ができたかな、って感じですよね。

―悪くないどころか、とてもまっすぐなリリックに心震えました。これ、ママには聴かせたんですか?

edhiii boi:そうなんですよ、タクシーの中で「ママに作ったよ」って言ったら、「聴かないと大阪に帰らない」とか言い出したので。聴かせたら号泣してました。マジだるかったっす。

―(笑)。ママからしたら一生の宝物ですね。「ラブレター」のあと、10歳のときに作った曲をサンプリングした「夏休み feat. School Boi」へと続くのが、またすごくいい流れですよね。

edhiii boi:10歳の声が流れるわけですからね、エモいですよ。18年間、音楽で生きてきたので、「夏休み」のデモ曲はいつか完成させて、このストーリーを回収しないとなと思ってました。この曲はメッセージ性とかじゃなくて、いい意味で自己満ですね。SKY-HIのSOURCEKEY名義でトラックがあるのもエモいですよね。〈今日まで音楽を続けて来て良かった〉ってZeppで言えたのが気持ちよかったです。

―全10曲、語ってくれてありがとうございます。高校卒業後の音楽活動のビジョンは、どんなふうにイメージしてますか?

edhiii boi:大きな夢は10代のうちに武道館に立つこと。目先のことで言うと、ツアー(『edhiii boi 1st TOUR 大人になんてなりたくない』)をしっかり完走したいです。2025年はedhiii boiをもっともっといろんな人に知ってもらえるようなきっかけを発信して、もっともっと飛躍できる年にしたいなと思います。東京ドーム公演までは追いかけてください!

edhiii boiが等身大の自分を語る アルバム『大人になんてなりたくない』全曲解説

3rd Album『大人になんてなりたくない』
edhiii boi
Bullmoose Records
Streaming & Download:https://lnk.to/edhiiiboi_IDontWanttoGrowUp_AL
BUY:https://lnk.to/edhiiiboi_20250409_CD

【初回生産限定盤[CD&Blu-ray]】
¥4,200(税込)

【通常盤[CD]】
¥2,200(税込)

【収録内容】
・CD(2形態共通)<全10曲収録>
1. 2025
2. 大人になんてなりたくない
3. 爆走 feat. Novel Core
4. 忙しいんだわ
5. マジだりぃ
6. 全部僕のせい
7. 花火 feat.SHU
8. ラブレター
9. 夏休み feat. School Boi
10. 天才ギャング

・Blu-ray(XNBR-00001/Bのみ)
2024年1月26日「edhiii boi 1st ONEMAN LIVE ”満身創意”追加公演」@渋谷duo MUSIC EXCHANGE映像収録
<全20曲収録>

edhiii boi 1st TOUR
大人になんてなりたくない

5月31日(土)大阪・バナナホール
6月1日(日)名古屋・ell.FITS ALL
6月7日(土)東京・Spotify O-EAST
https://edhiiiboi.tokyo/news/1st_tour
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