ジャック・ホワイト(Jack White)がついに携帯電話を手に入れた──そこまでにかかった年月、なんと50年。

彼は自身の節目の誕生日である7月9日に、特別なプレゼントを受け取って21世紀に足を踏み入れた。
それは、人生初の携帯電話だった。「みんな、これで俺の人生は終わりだ、それとも始まりか。人生で初めて携帯電話を”しぶしぶ”持つことになったよ」とホワイトはInstagramの投稿で語っている。

この携帯電話は、彼の妻であり同じく音楽家でもあるオリヴィア・ジーンから贈られたものだという。彼はオリヴィアが撮影した何枚かの写真も投稿しており、そこにはiPhoneをぎこちなく手に持ち、どう扱えばいいのか困惑した様子のホワイトが写っていた。

「もう何年も前から、自分の時代は終わりだって言ってきたんだ」と彼はキャプションで述べ、現代社会がスマートフォンにどんどん依存していくなかで、ついに自分も”21世紀”に加わるべき時が来たのだと語った。「車で自分の音楽が聴けないし、駐車場もQRコードのせいで一人じゃ使えないし……たぶんオリヴィアは気を利かせて、俺と俺の周りの人たちの”苦しみ”を終わらせてくれたんだよね」と冗談めかして綴っている。

キャプションの締めくくりには、いかにもジャック・ホワイトらしい”ヒップスター風”な一言が添えられていた:「もし50歳になるまで一度も持たずにいられたら、自分をちょっと誇りに思えるかなって思ってたんだ。そしてそれは叶った。みんなと話せるのが楽しみだよ。俺の電話番号? 俺たちのすべての社会的交流の合計の平方根に円周率をかけた数字さ」

もしかすると、次はジャック・ホワイトの自撮りが見られるかもしれない?

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From Rolling Stone US.

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