【ライブ写真ギャラリー】2025 TWS TOUR '24/7:WITH:US' IN JAPAN
”たった7秒で自分がどんな人か見せられる”という自信のこめられた「Oh Mymy:7s」により、ライブはスタート。クールな照明と鋭い視線は、作品の新たな一面を開花させるよう。「Freestyle」「Double Take」と曲を連ね、青春×情熱を表現していく。攻めのパフォーマンスでかっこよさをアピールしたのも束の間、「plot twist-Japanese ver.-」ではアイドル性を大爆発。一変してキラキラしたオーラを放ち、会場をトキメキに染め上げていった。
KYUNGMIN「もっとサイの声聞きたいな」という言葉に導かれたのは「first hooky」。SHINYUがソリッドなフロウを刻めば、HANJINは些細な瞬間にカリスマ性を宿し、DOHOONはヤンチャ感で場内を沸かせる。個々の魅力を余すことなく届けてくれるTWSに触発され、42(サイ:TWSのファンネーム)の熱量もドンドン上がっていった。
その後も、全力の想いがハキハキしたモーションに宿る「hey! hey!」、フランクな空気で歌を真っすぐに届ける「unplugged boy」などを投下。なんと「BOOM(feat. Ayumu Imazu)」では、メンバーが客席通路を巡り歩く一幕も。ひとりひとりと目を合わせながら、投げキスをしたりハートのサインを送ったりするTWSからは、自然と笑みがこぼれていく。軽やかなヴァイブスのまま、日本デビュー曲となった「はじめまして」を呼び込み、フレッシュな青春の輝きでオーディエンスの心を満たした。

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

(P)&(C) PLEDIS Entertainment
ラストスパートに突入しても、6人の勢いは止まらない。「Lucky to be loved」でスタイリッシュに色気を放出し、「Last Festival」「Comma,」と畳みかける。トリを飾ったのは、”心が躍る瞬間を迷わず受け入れ、思うままに走っていこう”という想いのこめられた「Countdown!」。YOUNGJAEの伸びやかな歌声に誘われ、「이제 One, Two, Three, Countdown!」のコールが盛大に響き渡る。全身がバネのように弾む大胆なダンスは、これまで17曲を駆け抜けてきたなんて感じさせないくらいに清々しくパワフルだ。最後はJIHOONの「みんな一緒に!」の呼びかけに応えて、Kアリーナ横浜が一体となるシンガロング。TWSとサイがお互いのエネルギーを重ねあわせて増幅させるようなポジティブな時間を作りあげた。
ほどなくして、アンコールに転じると「Keep On」で力強い歌声にストレートな想いをこめていくメンバー。その後も「Highlight」をドロップし、さらにはWアンコールとして、この日2度目となる「hey! hey!」「plot twist-Japanese ver.-」を披露。余力を残さず全身全霊のステージングで、記念すべき日本ツアーを締めくくったのだった。
世の中に溢れる”青春感”というものは、”未熟さ”とセットで取り扱われることも多い。たどたどしさや拙ささえも愛しいよね、と。
