フジロック最終日の7月27日、RED MARQUEEのトリを務めたザ・ハイヴス(The Hives)は、誰でも乗り込むなりクレイジーになれる最高の絶叫マシーンであった。

「Bogus Operandi」で賑々しく開幕したショウは、「Walk Idiot Walk」や「Hate To Say I Told You So」といった代表曲はもちろん、リリース前の新作『The Hives Forever Forever The Hives』からも3曲をいち早く披露。
まだ浸透していないはずの新曲でも、リズムとビートの魔法でオーディエンスを夢中にさせる。一見直線的なのにグルーヴする彼らの演奏の要は、指揮者のような役目を果たしているニコラウス・アーソンのリズムギターだ。サービス精神の塊のようなシンガー、ハウリン・ペレ・アームクヴィストによる客席突入コーナーも飛び出し、この日初めてハイヴスを観た人たちもすっかりハートをつかまれたのではないか。さんざん盛り上げ倒した挙げ句、「Tick Tick Boom」でビシッと締めるライブ巧者。久々の来日で彼らが再び株を上げたことは間違いなさそうだ。

そして11年ぶりの新作だった『The Death Of Randy Fitzsimmons』(2023年)に続く、通算7枚目のオリジナル・アルバム、『The Hives Forever Forever The Hives』がいよいよ到着。制作にビースティ・ボーイズのマイクDが参加、ハイヴス流のアリーナ・ロックを思い描いたという、パワフルかつ無駄のないサウンドが詰まっている。外の血を入れたことで、客観的に”ハイヴスのサウンド”を見つめ直した効果は大きい。前作の成功を経て、俄然上り調子な新作の背景を、ニコラウス・アーソンに語ってもらった。

The Hivesのロックが30年進化し続ける理由「全世界に向けて特大級の一発をブチかます」


The Hivesのロックが30年進化し続ける理由「全世界に向けて特大級の一発をブチかます」

フジロックでのライブ写真(Photo by Ruriko Inagaki)

マイクDとの邂逅、ファレルやジョシュ・ホーミとの関係

―ニュー・アルバムにビースティ・ボーイズのマイクDが関わっていることには驚きました。彼らはパンクやハードロックをヒップホップと結びつけた先駆者でしたが、あなた方はビースティの音楽にも影響されていたんですか?

ニコラウス:それはもう、子どもの頃からずっとファンだったんでね。たしか最初に出会ったのが「No Sleep Till Brooklyn」で、一発でやられた。
それから「(You Gotta) Fight For Your Right」も最高に好きだった! あれなんてまさにラップ+ロックの先駆けみたいなもので、とんでもなくクールだと思ったね。その後もハードコア・パンクだのファンクだのに手を出しつつ、ラップも相変わらず続けてて、いつだって面白いサウンドで楽しませてくれてた。今回マイクに声を掛けたのもそういう理由からで、あのビースティっぽい遊び心が欲しかったわけさ。超ビッグなサウンドにしろ控えめな音にしろ、チープなマイクを使ってようが超高級なマイクを使ってようが、いずれにしろ遊び心が徹底してる。それこそまさにビースティ・ボーイズ的スピリットでありサウンドなわけでね。そういう要素を自分達の音楽にも取り込みたかった。

―レコーディングはいつものようにバンドの演奏を録ってから、マイクDにミキシングをやってもらったり、オーバーダブをしたりする仕上げ方だったのでしょうか?

ニコラウス:レコーディングのプロセス自体は、基本的には通常通りだね。だいたいはバンド全員で、ドラムもギターもベースもボーカルも1テイクで録るパターンが多い。あるいは一回で終わらず何テイクか録ることもあるけど、とはいえ、最大でも3テイクだろうね。あるいは、最初から3テイク録って、その中から一番いいのをセレクトするパターンもある。たまにもっと多くのテイクを要する場合もあるけど、逆に最初の一発で決まることもある。あくまでもその曲を完璧な形で仕留めることが目的なんでね。
まず、必要なポイントをすべて押さえてて、グルーヴとして機能してるか。そのあとマイクが録音した素材を元に、パートごとに切り分けて移動させたり、全体的な形を整えつつ、あれこれいじりながらビートを構築してくれたものを「どう思う?」ってこっちに投げ返してくれる、みたいな感じだった。マイクがスタジオに一緒にいるときも基本的にはそれまでと同じ作業スタイルで、「ここにギターを足してみようか」「いや、むしろ引いてみようか」とか、すでに録音した素材を元にして「あれをやってみよう」「これをやってみよう」みたいな感じで作っていったわけさ。

―マイクDって音楽が激しめな割に、人としてはとても穏やかじゃないですか。一緒に作業するときもバンドの意見を尊重してくれて、非常に作業しやすかったんじゃないかなと想像します。

ニコラウス:まさに今君が言ったまんまのキャラクターだと思うね。とても穏やかでメロウで、相手のことを思いやれる、人間的にも本当に素晴らしい人だよ。すごく気が合ったし、一緒にやりやすかったね。

―ところでヒップホップと言えば、ハイヴスはN.E.R.Dのアルバム『Seeing Sounds』(2008年)に参加してたじゃないですか。あの時のレコーディングについて覚えていることや、ファレルと仕事をした印象を教えてもらえますか?

ニコラウス:楽しかったよ! というのも、『The Black And White Album』までは、ほぼプロデューサーのペレ・グンネルフェルトと一緒にレコーディングしてたんだ。『Barely Legal』(97年)から『Veni Vidi Vicious』(2000年)、『Tyrannosaurus Hives』(2004年)に至るまでね。そこから他のプロデューサーともやってみたいという気持ちが生まれてきて、それこそ『The Black And White Album』(2007年)では、いろんなスタジオを転々としながら、様々なプロデューサーと組んで作ることになった。
ファレルみたいなヒップホップ系のプロデューサー、あるいはティンバランドなんかもそうだけど、彼らと仕事をして学んだ一番大きなことは、ただひたすらマルチタスク的に曲を作り続ける姿勢だろうね。何か一発ポシャっても、すぐに次の曲の作業に移行していく。そうやって常に現在進行形で、何らかの曲に取り組んでいるわけだよ。うちみたいなバンドはヘタすると、たったひとつのリフに1年半かけることもザラでね(笑)。それがヒップホップ界隈だと、とりあえず曲を完成させようっていう感じがあって、気に入らなかったら別の曲を作ればいいし、ひとつ上手くいかなかったら他の曲もあるじゃないかっていう……それが彼らの基本的な姿勢なんだよね。ただひたすら前へ前へと押し進めて、曲を作り続けていく姿勢、それがヒップホップ陣との共演から学んだ一番のことだろう。

―新しいアルバムの制作にクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミも関わったそうですが、彼はどんな役割を果たしたんでしょう?

ニコラウス:ペレはよくジョシュを「うちのバンドのチアリーダー」って言ってるけど、まさにそれだろう(笑)。2人とも頻繁に会ってるらしくてね……というか、うちのバンドの全員とも頻繁につるんでるんだけど、ジョシュとペレが一番頻繁にやりとりしてて、ペレがハイヴスのデモ音源をジョシュに聴かせたり、逆にジョシュがクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのデモをペレに聴かせて「これ新作の候補としてどう?」とか「新しい曲ができたんだけど聴いてよ」みたいなやりとりをしてるらしいよ。とはいえ、ジョシュの反応って大抵「最高じゃん、いいじゃん、今すぐ出しちゃえ」って、そんなひと言だけなんだよね(笑)。ジョシュの耳はどうやら何もかも素晴らしい音に聴こえる構造になってるらしく、アドバイスを求めても基本的に「いいじゃん、そのまま出せるじゃん」しか言ってくれない(笑)。

「型」を踏襲しつつ、フレッシュであり続ける

―新作のタイトル曲「The Hives Forever Forever The Hives」は、早くもライブでアンセムになることが確実と思われる曲です。ペレは以前「ハイヴスが円熟するなんてあり得ない、バカバカしくなきゃダメだ!」と言ってましたが、そういう哲学が結実した名曲ですね、これは。


ニコラウス:ああ、たしかに、たしかに。サウンド面ではそうでもないかもしれないけど、スピリットって面では確実にそうだね。サウンド的にはハイヴスの王道からは若干ズレてるとはいえ……普段はリフ中心の曲が多いのに対して、 この曲はどちらかというとメロディ主体なので。とはいえ、ザ・ハイヴスの精神性というか、バンドの核にあるものを完璧に体現してる曲だよ。

―ハイヴスはMV作りにも引き続き力を入れていますが。ペレがボクシングをする「Enough Is Enough」のビデオは、誰の発案でああいう強烈な内容になったんですか?

ニコラウス:僕らの友人にエリックっていう映像作家がいるんだ(エリック・コックム、ヴァイアグラ・ボーイズのMVも手がける映像作家)。前作でも「Countdown To Shutdown」のMVを手がけてくれた。今回もまた一緒にやりたいねって話になったとき、向こうから「ボクシングなんてどう?」って提案をされてさ(笑)。そこからアイディアを広げていって、ルーマニアへ行ってスタントマンと打合せをして、ボクシング・リングを手配して撮影に臨んだんだ。たぶん1日か2日の作業だったけど、すごく楽しかったね。現場も相当盛り上がってたし、仕上がりにも大満足してるよ。

―一方、「Paint A Picture」のMVはロイ・リキテンスタインのポップアートが動き始めたみたいな映像で、新鮮でした。


ニコラウス:あの撮影もなかなか面白かったよ。メイクを完璧に仕上げるために、何時間もイスに座らされて、シェーディングだの何だのと相当な手間ヒマがかかってる。あのカツラもゴム素材か何かで作られてて、下準備にものすごく時間がかかってるんだ。上出来だと思うね。

―93年にハイヴスを結成してからかなり長いキャリアを経てきましたが、最近では同じ時代に活躍した同郷のリフューズドのように、解散を決めるバンドも出てきましたよね。途中でメンバーチェンジがありながらも、ハイヴスがコンセプトをキープしてこんなに長い間活躍できている秘訣は?

ニコラウス:それって、”持ってる”か”持ってない”か、どちらかしかないんじゃないかな。ラモーンズとか、AC/DCとか、ローリング・ストーンズは、それを持ってた。つまり、どんなことがあってもバンドであることをやめなかった。ただひたすら続けるってことに徹して、それをそのまま実行に移してる。腹を括って続けるのか、それともどこかの時点で幕を閉じる決心をするのか。うちのバンドもまさにそうで、昔からバンドになることに憧れてて、しかもザ・ハイヴスというバンドとしてあり続けたいという気持ちのまま、ここまでずっと来てる。中にはボーカルなりギターなり、ある特定のスタイルのバンドの中で同じ役割を演じ続けることに疲れてしまう人もいるだろう。
ただ、少なくとも自分達はずっと、ザ・ハイヴスであり続けたいと望んできた。自分がやってるバンドに対してそういう気持ちが抱けるかどうかの違いでしかないんじゃないかな?っていう気がするね。

―そうやって決まったスタイルを維持しながら、毎回新しい試みを加えてフレッシュなアルバムを届け続けるのは、とても難しいチャレンジだと思います。そういう創作がうまくできるコツがあったら教えてください。

ニコラウス:まず、今のはお褒めの言葉として受け取って感謝したいよ。とはいえ、そうする以外に選択肢がなかったっていうのが正直なところで、自分達の胸がカーッと熱くならないような、あるいは何の進化も感じられないような状態になったら、ここまで続けてこれなかっただろうね……たとえ毎回、ある種の型を踏襲しているとしても……それこそ今君が言った通りで、真正なるザ・ハイヴスたるサウンドが確実に存在してるわけでさ。毎回、最終的に目標としてるのはそこなんだよ。そこに到達するまでひたすら音を叩き出していくわけさ。と同時に、アルバムごとに進化し続けないと意味がないわけで、だから、毎回新たなアイディアを持ち込んで、新たなアプローチで挑んでるわけさ。

前作『The Death Of Randy Fitzsimmons』は、長いブランクを経てのカムバック・アルバムだったこともあって、とにかくエネルギー全開で生々しい感じの作品にしたかった。今回は、全世界に向けて特大級の一発をブチかますような、アリーナ級のアルバムにしたかったわけさ。毎回新しいことに挑戦するっていうのが自分達にとってはマストなんでね。とはいえ事実として、”ハイヴスの音は毎回どれも一緒”っていう意見があることも自覚している。それでも聴く人によっては、毎回”違う”わけだよ。「あのアルバムのときはああで、このアルバムのときはこうだよね」的な、そういう深いディテールを聴き分けてくれるリスナーもいる。だから、ある人によっては毎回同じだし、ある人によっては毎回違ってる。そうやって毎回アルバムごとに違いを感じ取ってくれるリスナーがいるように、傍からはわからなくても自分達の中では細かな違いがあって、バラエティに溢れてるものなんだよ。それは毎回新しいことに挑戦しようっていう気概があるからだし、だからこそいまだにワクワクし続けていられるんだ。

ヴァイアグラ・ボーイズ、オアシス、AIも語る

―あなたが最近どんな音楽を好んで聴いているのかも気になります。新作を作っている間に聴いていた曲や、最近のお気に入りを教えてもらえますか?

ニコラウス:それで言うなら、サウンドの方向性こそ違うかもしれないけど、アリーナ級のレコードということで参考にしてたのは、AC/DCの『Back In Black』だろうね。あれはまさにAC/DCにとってのアリーナ・レコードであって、それをそのまま踏襲するのではなく、ハイヴスとしてのアリーナ・レコードを作ろうということで、アリーナに匹敵するデカさという意味で、あのアルバムを指標にしてたね。

―ちなみに、最近個人的に気に入ってるバンドはいますか?

ニコラウス:今さら自分が紹介するまでもないかもしれないけど、アミル・アンド・ザ・スニッファーズは大好きだし、いまだに衝撃を受けてるよ。あるいは同郷のヴァイアグラ・ボーイズも好きだし、シヴィックっていうオーストラリアのバンドにもハマってるね。それから、これまたスウェーデン出身のファット・ブレインっていうバンドもすごくいい。最近になってからまた、相当面白いことになってきてるんじゃないかな。

―今お気に入りとして名前が挙がったヴァイアグラ・ボーイズとは、仕込みっぽい揉め事を起こして話題になってましたが(笑)、彼らも来年1月、ついに日本へやって来ます。初めて日本に来るヴァイアグラ・ボーイズのメンバーに、先輩として何とアドバイスしてやりたいですか?

ニコラウス:ヴァイアグラ・ボーイズへのアドバイス?(笑)。あいつらは、もう完全に愛しちゃってるのと同時に、目の上のタンコブみたいな存在だね、ハハハ‼ とはいえ、いい意味での愛憎入り乱れた関係ではあり(笑)、お互いにそれをネタにして遊んでる感じだね。正直、あいつらにアドバイスなんて要らないだろう。これまでだってうちのバンドどころか、誰からのアドバイスも得ることなく、あそこまで伸し上がってるんだからさ。これからもあのままの路線で突っ走ってくれたらいいんじゃないかな(笑)。日本に関してのアドバイスとしては、「日本の美味い飯をさんざん食いまくれ!」っていうことぐらいだね。「日本の飯とカルチャーを思いっきり堪能してくれよ」って言いたい。まあ、あいつらなら放っておいても、どこへ行ってもうまくやっていくだろう。

―さて、オアシスが再結成したタイミングなので、ちょっと訊いてみたいことがあって。あなたとペレの兄弟関係は、実際どんな感じなのでしょう? 特にぶつかったり、こじれたりすることもなく、安定している?

ニコラウス:ああ、はいはい、オアシス(笑)。いや、うちだって兄弟間のいさかいなんて普通にあるよ。兄弟間どころか、メンバー同士での喧嘩もしょっちゅうで(笑)、意見が合わないことなんて日常茶飯事だから。とりあえずそのときどきで、自分達にとっての最適解を見つけながら、そこに全力投球してきた感じだよ。これもまた、さっきの質問に通じることかもしれないけど……これだけ長く一緒にいられるのは、結局のところメンバーのひとりひとりがハイヴスであることを望んでるからなんだよね。

オアシスに関して言えば、もしかするとオアシスであることに嫌気がさした時期があったのかもしれないし、お互いに顔を合わせるのにウンザリする状態になったのかもしれない。これ以上一緒にやってくのは無理!みたいなさ。うちだってお互いに嫌気がさすことなんてしょっちゅうだけど、それでもハイヴスでい続けたいという気持ちは、ずっと変わらないんだ。

―ちなみに、今までバンドをずっと続けてきた中で、「これはピンチかな?」っていう場面はありましたか?

ニコラウス:毎回だよ(笑)。毎回アルバムをアルバムを作り終えては何だか疲弊しきってて、「もう限界かもしれないな」って思う。それを言い出したら、2ndの『Veni Vidi Vicious』の頃からずっとその状態だったよ(笑)。でもそれは単に肉体的、精神的な疲労からくるもので、さっきも言ったように自分達はハイヴスとして音を鳴らし続けていきたいと望んでるわけさ。とはいえ、こういうライフスタイルって、自分自身をすり減らすものでもある。ロックスター、ないしはそこそこ名の知られたバンドとして、アルバムを作ってツアーを回る生活は、非常に恵まれているし充実してるとはいえ、やっぱり体力的にも精神的にもキツいものだよ。それでも、それだけの価値があると思って全力投球してきたわけさ。だから、辞める/辞めないのピンチは何度だって訪れるし、たいてい疲労がピークに達してるときに、そういう精神状態に陥るんだ。とはいえ、2日も休めば……あるいは1年ないしそれ以上回復に時間がかかることもあるかもしれないけど、また「やりたいな!」って気持ちになって舞い戻ってしまうわけさ(笑)。

The Hivesのロックが30年進化し続ける理由「全世界に向けて特大級の一発をブチかます」

Photo by Dean Bradshaw

―ところで、以前あなた方が共演したティンバランドは、最近AIを使ってヴァーチャル歌手の曲を作り、その件で批判を浴びました。曲作りにAIを使うなんてハイヴスとは真逆の発想だと思いますけど、それについてあなた自身はどう思います?

ニコラウス:ああ……と言うか、正直なところ、そもそもAIに興味がないんだよね。今回のアルバムなんて、ある意味、AI時代に思いっきり逆行してるだろ?(笑)。これって好きでやってる話なんでね。曲を作るのが面倒臭いと思うなら、AIに作らせればいい。ただ、自分達にとって曲作りは遊びであると同時に、趣味なんだ。しかも仕事でもある。この30年間、ハイヴスの音楽を作るっていうことを生業にしてきたわけさ。しかも楽しみながらやってるわけでね。「今日からこのマシーンが仕事を全部請け負ってくれるよ」って言われたところで、こっちからしたら余計なお世話なわけさ、「僕にやらせてくれよ!」っていう。わざわざロボットを開発して自分の代わりにビーチに派遣したり、遊園地のジェットコースターに乗せるのと同じようなもので、どうして自分のお楽しみをロボットに奪われなくちゃならないんだよ?っていう(笑)。僕は自分でビーチに行って楽しみたいし、自分でジェットコースターに乗って絶叫したい。全部、自分で体験したいんだ。AIにそのお楽しみを奪われるなんて、たまったもんじゃないよ!

【前回のインタビュー】
The Hivesが語る「誰もやってなかった」ガレージロックの源流、バンド復活劇、日本への想い

The Hivesのロックが30年進化し続ける理由「全世界に向けて特大級の一発をブチかます」

ザ・ハイヴス
『The Hives Forever Forever The Hives』
2025年8月29日リリース
解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)
詳細:https://bignothing.net/thehives.html
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