伝説のミューズはなぜ、芸能界から消えたのか？ 評伝『小林麻美 ―第二幕』が3月19日に発売
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ラジオプロデューサー・作家の延江浩による評伝『小林麻美 ―第二幕』が3月19日（木）に朝日新聞出版より刊行される。

「麻美ちゃんは姿を消してしまったけど、気持ちは繫がっていると思い続けた25年間でした」（松任谷由実）

松任谷由実が“プロデュース”した名曲「雨音はショパンの調べ」で鮮烈な印象を残し、「女が女に憧れる」（ユーミン）というロールモデルを作った伝説のミューズ、小林麻美。


しかし、1991年に突如、彼女は芸能界を引退した。

「引退は自分なりの禊ぎだった」と振り返る極秘出産、結婚の真相とは？

2016年に四半世紀ぶりに『Ku:nel』表紙で復活するまでの舞台裏、ユーミンとの友情、夫である田邊昭知氏との日々……。小林麻美自身が初めて語り尽くした。

「私は自分を何層もの蝋で固めていた。でも、これからはその蝋を溶かそうと思う」（小林麻美）

【小林麻美 略歴】
1953年東京都生まれ。1972年、「初恋のメロディー」で歌手デビュー。1970年代後半、資生堂、パルコなどのCMが話題に。1984年、松任谷由実がプロデュースした「雨音はショパンの調べ」が大ヒット。1991年、結婚を機に引退。2016年ファッション誌『Ku:nel」（マガジンハウス）の表紙で25年ぶりに復活。

【著者・延江浩 略歴】
1958年東京都生まれ。ラジオプロデューサー・作家。
慶應義塾大学卒業。国文学研究資料館・文化庁委託事業「ないじぇる芸術共創ラボ」委員。ABU（アジア太平洋放送連合）ドキュメンタリー部門グランプリ、日本放送文化大賞、ギャラクシー大賞など受賞。『週刊朝日』で「RADIO PAPA」を連載中。

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