メタリカは、2019年9月6日・8日にサンフランシスコの新アリーナ チェイス・センターのこけら落としで開催された、サンフランシスコ交響楽団とのライヴ作品『S&M2』を8月28日にリリースすると発表した。ライヴ・アルバムおよび映像としてリリースされ収録曲がグラミー賞を受賞した『S&M~シンフォニー&メタリカ』(1999)以来20年ぶりの競演で、昨年10月9日に世界3,700以上の映画館で同日上映され、日本を含む各国でアンコール上映も行われるほどの評判となり、商品としてのリリースが待ち望まれていた。
そして「オール・ウィズイン・マイ・ハンズ(All Within My Hands)」と「ナッシング・エルス・マターズ(Nothing Else Matters)」の2曲が先行リリースされた。 メタリカの地元サンフランシスコで行われたこの完売公演には、世界70か国から4万人のファンが集まり、20年ぶりのオーケストラとの競演に熱狂し酔いしれた。メタリカもサンフランシスコ交響楽団も、共にサンフランシスコを代表する存在であるという点でも、歴史に残るライヴとなった。メディアも「メタリカに不可能はないと証明した」(Rolling Stone)、「この先何十年もファンが語り合うライヴ」(Mercury News)、「メタリカと彼らの音楽の才能を真に祝福するもの」(Consequence of Sound)と大絶賛を送った。 『S&M2』は、最新スタジオ・アルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』(2016)などメタリカの音楽に12年間携わるグレッグ・フィデルマンがジェイムズ・ヘットフィールド(Vo, G)とラーズ・ウルリッヒ(Ds)と共にプロデュースを担当。メタリカの、指揮者エドウィン・アウトウォーター率いる約80名のサンフランシスコ交響楽団のメンバーと、特別出演として同楽団の音楽監督を長きに亘って務める伝説的な指揮者マイケル・ティルソン・トーマスとの2時間半を超える演奏が収められている。その映像は、昨年10月に世界同日上映されたシアター・ヴァージョンから新たにエディットされ、オーディオもビジュアルも次のレベルへと引き上げられている。 『S&M2』ライヴ・アルバムと映像商品は、2CD、Blu-ray、2CD+Blu-ray、限定デラックス・ボックス、4LP(ブラック)、限定4LP(カラー)、DVD、2CD+DVD、デジタル配信(オーディオ、ビデオ)の各形態でリリースされる。限定デラックス・ボックスには4LP(カラー)、2CD、Blu-ray、フォトブック、楽譜、ギター・ピック、ポスターが収納される。 『ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト』以来4年ぶりのニュー・レコーディング作品でもある『S&M2』。挑戦と進化を続けるメタリカの、革新的な最新ライヴを体験してほしい。
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