辛坊治郎が政治・経済・文化・社会・芸能まで、今日一日のニュースの中から独自の視点でズーム。 ニュースの見方や本質が各所で話題を呼んでいるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」。
今日は辛坊治郎が新宿歌舞伎町のホストクラブ経営者にコロナウィルスをどう考えているかを直撃した。 当番組では、連日コロナウィルスに関して専門家にインタビューを行っているが、今日は、 辛坊治郎が、夜の街・新宿歌舞伎町でホストクラブを6件経営し、新宿・歌舞伎町商店街振興 組合の常任理事、「繁華街新型コロナ対策連絡会」発足の立役者でもある手塚マキさんに 電話インタビューを行った。 辛坊治郎は、手塚氏が同じ高校を卒業(川越高校)したということもあり、高校時代の話からホスト業界に入っていた経緯 を聞くなど最初は和やかにインタビューは進んだ。そのままホストクラブや経営者としての話で花が咲きそうなところ、口 火を切ったのは辛坊。単刀直入にこれまでのコロナの影響を聞いたところ、「実際のところ、世の中の他の業種と変わら ないと思います。売り上げとしては4月は全く(ダメ)で、5・6・7月は半分ぐらいですね。ただ、お店や会社の規模によって 状況は全然違います。小規模のところは、持続化給付金のほうが売り上げよりもいいところもあるぐらいですし、大規模 のところは銀行が力になってくれる。割を食っているのは中規模のところ。会社への給付のため、1軒抱えているお店も 何軒か抱えているところも同じ額の給付なんです。」と語気を強めた。 ちなみに手塚氏の会社はホストクラブ、バー、飲食店、美容室など合計16店を経営とのこと。 辛坊が「小池都知事が『夜の街、夜の街』と連呼して諸悪の根源のように扱われていることについてはどう思うか?」と聞 くと、「そういわれることには慣れているし、ある意味事実ではありますよね。
実際、悪さをする人間も多いですし、誰でも 受け入れる業界なので、色々な事が起きるのは仕方がないと思っています。」
と手塚氏は冷静に受け止めていた。 続けて「PCR検査によって新宿から感染者が多く出ている事についてはどう思うか?ホストの方は寮住まいが多いからと いう話もありますが...」と聞くと、「おっしゃる通りだと思います。お店は50坪と結構広く、フロアにはホストが20名、お客さ んが10名で計30名ほど。50坪に30名だからそんなに密とは考えていない。ただ、ホスト同士がご飯を食べに行ったり遊 びに行くとすると、深夜もやっているカラオケやカラオケスナックといった場所になり、ホスト同士で感染しやすい状況では ありましたね」と話した。 今後に関しては、「歌舞伎町のお店としてはそれぞれの考え方で模索中。個人的には、店というよりも一人一人の生活 様式の中で感染リスクをいかに減らすかリテラシーを上げていくしかない。」と手塚氏は話した。 この番組はradikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20200803153000
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