「書を携えて、 街に出る。 人が人といてひとりになるためには こんなすったもんだが必要なんですね」 ――片桐はいり(俳優) 全国に2店舗しか存在しない「本の読める店」の店主が書いた『本の読める場所を求めて』が新聞各紙で大反響。
発売早々に重版にもなった話題の本が新聞各紙に登場。今年7月に発売となり、 8月には重版にもなった『本の読める場所を求めて』が、 新聞各紙に取り上げられてさらに好評中だ。 この本の著者は、 これまでどこにも存在していなかった「本の読める店」を作り上げた阿久津隆氏。 映画と映画館、 スキーとスキー場、 スケートとスケートパークのように「心置きなく没頭できる場所を抜きに、 それぞれの文化の裾野は、 今のような広さにはなっていないはず」との思いから、 阿久津氏が「本の読める店fuzkue」を立ち上げ、 今年4月に2店舗目を開店するに至るまでの「思考と実践のドキュメント」となっている。本の読める場所の条件とは―?そしてそれを突き詰めた先に見えてきたものとは―? ぜひ本書で追体験をしよう。 ※現在、 fuzkueのnoteでは本書を無料公開中 https://note.com/fuzkue/n/n8b95a42a582d
全国に2店舗しか存在しない「本の読める店」の店主が書いた『本の読める場所を求めて』が新聞各紙で大反響!
本はあっても、 読む場所がない。
家でもカフェでも図書館でも……ゆっくり読めない。 街をさまよう。 だから、 「今日はがっつり本を読んじゃうぞ~」と思う人たちが心ゆくまで「本の読める」店、 「fuzkue(フヅクエ)」をつくった。 本と、 光さえあればできるはずのものが、 どうしてこんなに難しいんだろう。心置きなく、 気兼ねなく本を読むためには、 なにが必要なんだろう。なぜか語られてこなかった「読む」「場所」をめぐって、 ストラグルし、 考えぬいた先に見えてきたものとは。
大部の『読書の日記』に綴る読書の喜びで人を驚かせた著者が、 ユーモアを織り交ぜた文体で小説のように書き記す。「読書」を突き抜けて、 「場づくり」「孤独」「文化」「公共」まで眼差す。 ――きれいごとをちゃんと欲望しよう。
全国に2店舗しか存在しない「本の読める店」の店主が書いた『本の読める場所を求めて』が新聞各紙で大反響!