「ホトケの由来」から、「お釈迦さまの生涯」と「仏教の教え」、「仏像解体新書」に「ワンランク上の仏教鑑賞術」まで。仏教だけ、仏像だけの入門書は数あれども、仏教と仏像の両方がわかる入門書はこの一冊だけ。
本書『籔内佐斗司流 教養として知っておきたい ほとけの履歴書』は、 彫刻家で、 東京藝術大学文化財保存学研究室の教授である籔内佐斗司氏が、 実作者ならではの仏像制作の技法や、 仏像にまつわる歴史的背景に着目しながら、 私たち日本人が忘れつつある心の風景を映し出すもの 。
仏教と仏像はこんなに面白い!「童子」シリーズの彫刻家にして「せんとくん」の生みの親である籔内佐斗司による驚きの仏教入門書!
仏像ブームと言われて久しく、 いまや展覧会出品の仏像が仏教ビジネスの主力商品にまで成長したが、 こうした現象は、 現代日本人の宗教への飢餓感の表れだと著者は言います。 明治維新の神仏分離令や、 戦後の国家神道の消滅を経て、 日本人は宗教について考えることを放棄してしまった。 「仏像=美術品」としてしか見られなくなってしまっているのではないか――と。
仏教と仏像はこんなに面白い!「童子」シリーズの彫刻家にして「せんとくん」の生みの親である籔内佐斗司による驚きの仏教入門書!
しかし、 本来、 仏像の背景には、 千数百年にわたって流れていた日本人の精神的バックボーンとしての仏法があり、 日本文化を創り出してきた精神世界があったはずです。 それを知らずにいるのは、 日本人としてあまりにもったいないではないか――ということで著者は、 「仏教と仏像はこんなに面白い!」をキャッチフレーズに、 日本の仏教と仏像の要点を6章立てのオールカラーで説明。 世の中に、 仏教だけの入門書、 仏像だけの入門書は数あれども、 仏教と仏像の両方がわかる入門書はこの一冊だけ。仏教の一般的教養が身につくのはもちろん、 仏像制作の細部にまで踏み込んだ、 驚きの仏教入門書。
仏教と仏像はこんなに面白い!「童子」シリーズの彫刻家にして「せんとくん」の生みの親である籔内佐斗司による驚きの仏教入門書!
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