ジャニーズきっての個性派グループA.B.C-Zが5人揃って初主演を務める映画『オレたち応援屋!!』。 2012年より彼らが単独で座長を務める大人気舞台“ABC座”の中でも、彼らの魅力と個性がひときわ輝いた第5作目「ABC座2016 株式会社応援屋!!~OH&YEAH!!~」を原案とした作品で、社会現象を巻き起こした大人気テレビドラマ「おっさんずラブ」の脚本を務めた徳尾浩司が世界観はそのままにキャラクター設定等を一新し、新たな物語を紡いだ本作が、ついに10月23日(金)に全国公開となった。
このたび、公開初日となる昨日10月23日(金)に、都内にて初日舞台挨拶を実施いたしました。本作でグループとして初めて映画の主演を務めた、橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一のA.B.C-Zメンバーに加え、本作でメガホンをとった竹本聡志監督が登壇。無事に初日を迎えた心境や、映画の見どころをたっぷり語った。 冒頭の挨拶では、満席の客席を見た橋本が「いま上演中の舞台では客席が50%なのですが、今日は(映画館の観客が)100%入っていただいているので、すごく気持ちが上がります!」と満面の笑みでコメントし、和やかな雰囲気でイベントがスタート。 昨年10月の制作発表から1年、MCからいよいよ公開を迎えた今の気持ちについて聞かれると、橋本は「無事にこの日を迎えられてありがたく思っております。映画って長い時間をかけて撮影するイメージですが、この作品は2週間という本当に短い期間で撮影しました。
たった2週間だけでこんなに面白くなる映画があるんだ、と改めて思いました。」と、撮影時を振り返った。また、戸塚は「僕たちは応援していただいてきた人生なので、応援するということに関してはアマチュアだなと。ファンの方々の応援は、すごくプロフェッショナルだなと痛感しております。こうやってグループで映画というものができたのは、そんなファンの方々のプロフェッショナルな応援があったからこそですし、いろんな方々の応援があったからこそ僕たちはいまここに立てているんだと思います。本当にたくさんの方にこの作品を楽しんでいただきたいです。」とファンへ感謝の思いを吐露。 塚田は「最近はコロナ禍で色々制限がある中で、こうやって上映ができるのが本当に嬉しいですし、映画館って、みなさんの地元とか身近なところにあるものだと思っているので、たくさん観ていただけると思うと嬉しいです。」と笑顔で語った。
また、本作は東宝史上初となる映画×演劇の同時プロジェクトで、映画の前日譚となる舞台「ABC座2020 オレたち応援屋!! On Stage」も現在上演中(10月28日(水)まで・日本青年館ホールにて)。その舞台の中で、どうやら戸塚が少年隊へ応援エールを送っているらしい…と話題に。映画のステージでもぜひ実演をということで、戸塚が実際にエールを披露。 するとここで、突如スクリーンに東山紀之の姿が映し出され、会場は騒然!A.B.C-Zも「なにこれ!?」と驚きを隠せない様子。 映像の中で東山は「いつもA.B.C-Zが僕ら少年隊の応援をしてくれているということで、今日は応援返しをしたいと思い、参加させていただくことにしました。」とサプライズの経緯を説明。A.B.C-Zについて、「本当にいいグループになったなと思います。
僕らのバックもずっとやってくれていましたし、橋本が入ってさらに大きなグループになったんじゃないかと思っています」とコメント。そんな彼らの記念すべき初主演映画公開について、「僕も陰ながら応援させていただきたいと思っております。今後ともA.B.C-Zをよろしくお願いします。」と、会場にいるファンへメッセージを寄せた。 最後に、公開当日の“10月23日”について「ジャニーさんの誕生日ということで、これも何か縁があるんじゃないかなと思います。そんなジャニーさんの遺志を継いで、A.B.C-Zも歌に踊りに、芝居に、モノマネに! あっこれ今松潤かな?(笑)」と河合へのモノマネ無茶振りで会場を沸かせつつ「これからも頑張っていただきたいと思います」と締めくくった。
A.B.C-Zへ少年隊・東山紀之からサプライズの"応援返し"! 『オレたち応援屋!!』初日舞台挨拶!
映像の中で無茶振りを受けた河合は、「ちょっと待って!サプライズはすごく嬉しいんですよ。
でも、サプライズでサプライズモノマネ振りしちゃダメでしょ!(笑)」と突っ込みつつ、「応援屋はもともと錦織さんが演出してくださった舞台じゃないですか。それがこうやって今回映画になって、ジャニーさんの誕生日に東山さんが応援していただけるなんて、すごく嬉しいです。あとは植草さんだけですね(笑)」と“少年隊コンプリート”へ意欲を見せました。さらに河合は、会場のファンへ向けて東山さんのモノマネも披露しましたが、お客さんは大きな声を出せず、反応が薄めな様子に橋本から「大丈夫、本当はいま大爆笑だから!」とフォローが入る場面も。 東山からの“橋本が入ってさらに大きなグループになった”という言葉を聞いた橋本が「すごく嬉しいです。その言葉をいただけて残りの舞台公演も頑張ろうと思いましたし、映画もさらに盛り上げていきたいですね。」と語ると、直前に少年隊へエールを送った戸塚は「サプライズすぎて、ちょっと言葉が出てこないです。」と驚きを隠せない様子だったものの、「本当にあの…東山さん、毎回応援させていただいてます!(笑)ありがとうございます!」と東山へのお礼を伝えた。
塚田は「尊敬している東山さんからこうやって応援いただけるというのは、本当に嬉しいです。」と喜びを噛み締めながら、「多分ハードルが上がっていると思うので、それを超えたいです」と力強く語ると、五関も「東山さんからこれだけ後押ししていただいたので、僕らは安心して突っ走るだけですね」とコメントし、気合十分な様子をみせた。 そしてイベントの最後に、竹本監督は「A.B.C-Zのメンバーがこのままスクリーンに登場する彼らのかっこよさ、優しさ、可愛さ、すべてが凝縮された作品になっていると思います。ぜひ楽しんで帰ってください。」とメッセージを寄せた。 五関は「一言で応援といっても、いろんな表現方法ややり方があるなと思いましたし、この作品にもすごいパワーがありますので、それを受け取っていただいて、ぜひ今度はみなさんから身近な人たちにそれを伝えて、応援という輪を広げていただきたいなと思います。」とコメント。 橋本は「本日10月23日はジャニーさんの誕生日ということで、ジャニーさんもきっと喜んでくれていると思いますし、絶対にこの作品を観てくれていると思います。この作品は、観てくれる皆様のために、本当に1日1日頑張ってやってきました。
このコロナ禍だからこそ、皆さんに観て欲しいですし、この作品を観て、明日も頑張ろう、仕事を頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです。」と締めくくった。