「糸」をテーマにした映画『糸』が160万人超える動員を記録し大ヒット・ロングラン。そして、ユニクロの大人気商品ヒートテックのテレビCM「あったかいは力だ。」でお茶の間に流れる「ファイト!」。
この「糸」や「ファイト!」を収録した
中島みゆきの2枚組セレクトアルバム『ここにいるよ』が本日発売された。 この最新作『ここにいるよ』は、「エール」「寄り添い」をコンセプトに中島みゆきの名曲、代表曲を収録したセレクトアルバム。この作品が誕生した背景には、現在のコロナ禍の中、多くの人々がSNSで「糸」「時代」「ファイト!」に勇気をもらったメッセージを発信し、日本中で中島みゆきの歌に背中を押された人々から同曲へのリクエストや、同曲の入ったCDアルバムに注文が集中したこと。また2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震の際にも被災地にいる多くの方々からラジオや有線に中島みゆきの歌のリクエストが数多く寄せられていたことなど、それぞれの時代の中で中島みゆきの歌を求めてきた人々の声に応える形でこの作品は誕生した。
アルバム・タイトルの『ここにいるよ』は、本作にも収録されているミリオンセラーを達成した1994年の代表曲「空と君のあいだに」の歌詞の一節から引用。「いつでもあなたの傍にいるよ。」という想いを込め、「エール」「寄り添い」のコンセプトのもとに名付けられたタイトルとなっている。 作品の発売に合わせて今作の魅力や情報が掲載された特設ページが本日オープン。 その中の目玉として、初回盤限定DVDに収録された貴重なライブ映像のダイジェスト動画がなんと本日初公開された。 公開された特典DVDのダイジェスト映像は、多くのファンが映像化を渇望している伝説のライブ“中島みゆき TOUR 2010”で歌唱された「Nobody Is Right」の一部分。1番のみのダイジェスト動画ではあるが、中島みゆきの歌唱や圧倒的な存在に心を奪われる素晴らしい内容となっている。 特設ページにアクセスしていただき、発売前から大きな話題となったこのライブ映像をぜひご覧いただきたい。
なお、ツアー映像の中から特典DVDの収録曲として「Nobody Is Right」を選曲したのは中島みゆき本人とのこと。
単にエールを送るだけの歌い手ではないことを痛感させられる力強い歌声やパフォーマンスは、今の時代に生きる私達に問いかけるように心に響く必見の特典映像となっている。 この貴重な映像に加え、ライブ写真と歌詞を掲載した8ページにおよぶ特別なブックレットも初回盤には封入されているため、価値の高い限定盤となっている。 『ここにいるよ』は「エール」をテーマに2つのコンセプトで楽曲が収録されている。 一つは背中を押し、「生きる勇気を鼓舞するエール」、そしてもう一つは一緒に悲しみ、一緒に悩み、一緒に前を向く「心に寄り添うエール」。 この2つのエールをそのまま「エール盤」「寄り添い盤」と題した2枚のCDに分けて収録されている。それぞれの内容は、「アザミ嬢のララバイ」(1975年発表)から「慕情」(2017年発表)まで、幅広い年代からの選りすぐられた楽曲が収録。 「エール盤」には、「糸」「時代」「ファイト!」「地上の星」「空と君のあいだに」「旅人のうた」等のミリオン3曲を含む大ヒット曲が目白押しのカロリー豊富な選曲。 「寄り添い盤」には、「アザミ嬢のララバイ」「悪女」「あした」「誕生」という、心に寄り添う珠玉の選曲。そして、このアルバムだからこそ収録された「タクシードライバー」「帰省」「ホームにて」「ひまわり“SUNWARD”」など、代表曲に比肩する名曲も収録されている。 どの音源も中島みゆきの音楽プロデューサー
瀬尾一三の指揮のもとLAの名匠、スティーブン・マーカッセンによる丁寧なマスタリングが施され、新旧を感じさせることのない楽曲としと蘇っているのも大きな聴き所の一つだろう。
初回盤・通常盤それぞれに封入されるブックレットも選曲に負けず劣らず豪華な仕様。 エール盤は48ページ、寄り添い盤は44ページと、なんとトータル90ページを超えるブックレットを封入。
デビュー当時から現在まで中島みゆきの写真を撮り続けているカメラマン・田村仁による未公開写真も多数掲載しており、「歌姫」と称された中島みゆきの歌う姿を時代ごとに楽しむことができる必見の内容。 中島みゆきの真骨頂を凝縮した究極の2枚組セレクトアルバムであり、リスナーの心に寄り添う今の時代だからこそ生まれたこの作品。 こんな時こそ、中島みゆきの歌・エールに改めて心の耳を傾けていただきたい。