主人公のシキ・グランベル役を演じられる寺島拓篤さん、シキとともに冒険の旅にでるレベッカ・ブルーガーデン役の小松未可子さん、レベッカの相棒である青猫のハッピー役の釘宮理恵さん、オープニングテーマ『Eden through the rough(エデン スルー ザ ラフ)』を歌われる西川貴教さんがご登壇。アニメ大好きな日本テレビアナウンサー伊藤遼さんのMCのもとイベントは進行されました。
今年は夏にオリンピックも控えているという事で「エーテルギアを持っていたらどの競技で出場・優勝を狙いたいか」という質問には、みなさんそろって“陸上競技”とのお答えでした。寺島さんは「演じているシキが重力を操るエーテルギアなので、その能力であれば人間の限界をあっという間に超えられるので走る競技に出たいです」、元陸上部だったという小松さんは「部活動では1位になったことがなかったので、エーテルギアでその思いを達成したいです。あとは高く飛んだりと、色々とトライしたいと思っています。」、釘宮さんは「私も走るのが苦手なので、いつまでも走れる能力があるといいなと思いました。走る以外にもトランポリンで宇宙まで行けるくらい高く飛べると楽しいだろうなと思いました。」。体を鍛えられている西川さんであればエーテルギアで肉体強化もいいのではという提案に「そんな、能力に頼ってはダメだ。」とストイックな思いも。


シキは “友達100人をつくること”を目標にしているということでみなさんの今の目標を伺うと、寺島さんは「日々のアフレコを通して目標の達成を実感しています。僕は家事が苦手なので家族のサポートをもっとできるといいなと思っています。」とご家族に対しての素敵な思いを語っていただきました。小松さんは演じられているレベッカが動画配信者ということで「私はYOUTUBEチャンネルを持っていないので、レベッカを演じて初めてみたいなと思いました。青猫チャンネルを始めるのも楽しそうですね。作中の設定は登録者数が少ないという設定なのでそこもリアルに出来ると。」とレベッカ愛とともに盛り上げていただけました。釘宮さんは「時短です。いつもバタバタしているので、時短を目標にしたいです。」と意外な一面とともに目標を語っていただきました。
『EDENS ZERO』は願いを叶えてくれるマザーを探す旅を描いた作品という事でみなさんのお願いしたいことを伺うと悩まれる中で寺島さんは「西川さんのような強靭な肉体が欲しいです。」とのお答えに、それに対して西川さんからは専門的なアドバイスがまさか寺島さんにとってのマザーは隣に居たとは。小松さんは「声優という職業は常に就活をしているような職業なので、全部の作品に受かるようになるのが夢です。」と声優というお仕事ならではの夢を。釘宮さんは「同じ人間が4~5人生まれてくれたら、それぞれに好きなことが出来るのでいいなと思います。」とマザーだからこそ叶えてくれそうな願いをいただきました。西川さんは「今は外出しづらい形で、海外は特に行きづらくなってしまいました。この作品のPVを発表したところ海外の方からも沢山コメントをいただけました。それをみて早くこの主題歌を直接お届けしに行きたいなと凄く思いました。」とファンに対しての熱い思いを語っていただきました。


作品上映ののち改めてご登壇いただいたみなさん。そこにはハッピーの姿も。自らが演じられるキャラクターについてシキ役の寺島さんは「ロボットだけの環境で育ったので人間社会の常識があまりない子なので、レベッカとともに旅をすることで学んでいき、友達100人という目標に向かって走っていく子です。」とまっすぐで純粋なシキについてお話いただきました。
アフレコの雰囲気について伺うと寺島さんからは「こんな中なので人数を絞ってという事になってしまうのですが、幸いにも小松さん・釘宮さんとはご一緒することが出来て、作品の同じく関係性をくみ上げていくことが出来ています。」、小松さんは「物語と同じように話が進む中でご一緒できるようになる方が増えてきて、作品とのシンクロもあって気持ちが乗っていきます。私もやっとあのキャラクターの声が聞けたと日々喜びを感じています。」、釘宮さんは迷いもあったそうで「みなさんからは今までと同じでと言われましたが、私は『FAIRY TAIL』と違うと感じていたんです。真島さんが収録現場に来てくださっていたので相談させていただいたところ、『任せるよ』と預けてくださったので気持ちも軽くなりハッピーに演じさせていただいています。」と演じるにあたってのお気持ちを語っていただきました。


イベントも盛り上がり進んでいく中で真島先生から西川さんへのプレゼントが到着、それは西川さんとシキたちを描き下ろしたイラスト。コミックとの連動性も感じるこのイラストに「よく描きすぎ。本当に嬉しいです。」と西川さんも大興奮!!このイラストは期間生産限定としてCDのジャケットになります。
エンディング『冒険のVLOG』についても語っていただきました。
作品ついて改めて寺島さんは「いっぱいあるんですけど、真島先生のどうしたらそういったことが思い浮かぶんだろうという事にビックリするくらいのスペースファンタジーです。」と真島先生の発想に驚きを感じたそうです。小松さんは「シキのエーテルギアを使ったアクションが凄くて。完成作品を観ることでこれからのアフレコにもその経験が生かせるなと考えています。」とこれからのアフレコへの意気込みを語られました。釘宮さんは「今回のハッピーはレベッカという女の子と一緒にいるので、ハッピーからも女の子っぽい空気を感じています。」と『FAIRY TAIL』とはまた違ったハッピーを感じ取られているそうです。本編を見られて西川さんも「心の絆を感じます。これから先も早く観たいですね。」とさらに3話以降が待ちきれない気持ちになられたそうです。


楽しい時間もあっという間、最後にみなさんからメッセージをいただきました。
©真島ヒロ/講談社・NTV
©真島ヒロ/講談社