上品コーデを着崩したり、カジュアルにリッチな小物で格上感を出したりと、お洒落ってバランスが大事。そんなときに重宝するのが、実はバッグだ。
全体のバランスを意識するなら、その答えは爽やかバッグ一択。というのも、男らしさ×爽やかさのギャップがバランスをとるのに効果的だからだ。つまり白やブルーなどの爽やかカラーを中心に選べば間違いないってワケ。ただし素材がカジュアルすぎるものでは、若造っぽくなることも。リッチな素材感が漂う格上バッグで、大人の貫禄を出せるものを選ぶことをお忘れなく!
[エルメス]
HERMÈSW18.5×H8.5×D8.5cm。
アンリ・ドリニーのデザインによるバンダナ柄のスカーフ“エプロン・ドール・バンダナ”を主役にしたのが、この〈エルメス〉のベルトバッグ。ブルーのバンダナ柄というとカジュアルな印象だが、なめらかなシルクとレザーという上質な素材感のおかげで上品かつ大人っぽさが漂う。また、1枚のシルクの布を折り畳むことでバッグに仕立てたデザインはかなりコンパクト。それでいて、スマホやカード類などをきちんと収納できるサイズをキープしているのも見逃せない。
[フェラガモ]FERRAGAMO
美しいシボ感が魅力の上質なカーフレザーを使い、サイドにステッチを入れ、くびれのあるフォルムに仕上げたトートバッグ。
[ボッテガ・ヴェネタ]BOTTEGA VENETA
ほどよくヌケを感じさせるイントレチャートレザーのバッグも、白に近いペールブルーを選べば、さらにクリーンで涼しげに。そのうえ、コロンとした円筒形のボディは、見た目以上の収納力と絶妙なカジュアル感をお約束。
[ジル サンダー]JIL SANDER
カジュアルでスポーティなナイロンバッグを、渋めのトーンのブルーでまとめて落ち着いた印象にスイッチ。同色のレザーストラップやトリムをあしらい、さらに大人っぽさを後押ししている。たっぷりとマチをとったメインコンパートメントやフロントの2つのポケットなど、収納力も申し分ナシ。ちなみにストラップの長さ調節で、手持ちからショルダー、ボディバッグとシーンに合わせてアレンジできるのも優秀!
[ヴェルサーチェ]VERSACE
ブランドを象徴するバロッコ柄を、ジャカード織りで表現したキャンバストートバッグ。まるで水の流れのような優美な曲線の柄は、シンプルな着こなしに加えれば、爽やかな個性出しができること請け合い。フロントには刺繍にて’90sのヴィンテージロゴをあしらい、さりげなく大人の貫禄を漂わせているのにも注目を。
INFORMATION
●ヴェルサーチェ ジャパン
www.versace.jp
●エルメスジャポン
TEL:03-3569-3300
●ジルサンダージャパン
TEL:0120-919-256
●フェラガモ・ジャパン
TEL:0120-202-170
●ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
TEL:0120-60-1966
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=前田聡美
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text :Satomi Maeda