ジャンルや世代を超えて愛されてきたGジャンは、春にこそ活躍するアウター。各デニムブランドから、今季も様々な新作が登場しているが、今、買い足すならどんなモデルがいい?
狙い目は、ウォッシュやダメージ加工が施されたヴィンテージ風の1枚。
[ロンハーマン デニム]RON HERMAN DENIM9万7900円(ロンハーマン デニム/ロンハーマン)1950年代アメリカンデニムのリアルな表情を再現!
‘50年代のアメリカの労働者や作業員が着ていたデニムジャケットにインスパイアを受けた1着。13オンスのデニムに色落ち、あたり、リペアなどエイジング加工を施したおかげで、ヴィンテージ感たっぷりな仕上がりだ。一方で、シルエットはほどよくゆったりで現代風だから、ワードローブのアイテムとも馴染みがいい。
[ラングラー]WRANGLER
あのジョン・レノンが愛用していた’60年代後半のアーカイブモデルをアップデイトしたのがこちら。ムラ糸の素朴な風合いや生地のシボ感を忠実に再現しつつ、濃いインディゴで染め上げて、色落ちも楽しめる仕様になっている。プリーツ入りのフロントにあしらった丸カンドメなど、アイコニックなディテールにも注目を!
[ハバノス]HBNS
全体に強いウォッシュ加工を施したヴィンテージ感溢れる面構えで、主役級の存在感を放つ。レギュラーフィットだから、トレンドの極太パンツとも相性抜群。一方で、きれいめなスラックスを合わせた上品なルックにもおすすめできる1着だ。至るところに散りばめられた当て布付きのダメージホールも印象的。
[デンハム]DENHAM
シザーマークの刺繍が施されたフラップポケットやフロントのセンタープリーツなど、セカンドタイプの面影を感じる1着。となると、ボックス型×短丈がシルエットとしては一般的だが、こちらの着丈はやや長めで大人な仕上げ。両サイドに備えたポケットもアウターらしさを高めるユニークなディテールだ。
[リーバイス]LEVI’S
色落ち加工によるライトカラーが春にぴったりのこちらは、1936年にリリースされたGジャンの復刻版。サイドポケットを備えたリラックスシルエットにアップデイトされ、ゆったり余裕のある今どきなスタイルにもマッチする。背面にはシンチバックを備えており、フィット感も調整できるのが嬉しい。
INFORMATION
●エドウイン・カスタマーサービス
TEL:0120-008-503
●デンハム・ジャパン
TEL:03-3496-1086
●ヘムトPR
TEL:03-6721-0882
●リーバイ・ストラウス ジャパン
TEL:0120-099-501
●ロンハーマン
TEL:0120-008-752
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=妹尾龍都
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Ryuto Senoo