
清涼感を重視しがちな夏の着こなしは、どうしても薄着で軽やかなスタイルがメイン。でも年々猛暑どころか酷暑と呼ばれる気候のせいで、思った以上にレストランが冷房で寒かったり、南国バカンスで痛いほどの強い日差しを浴びたり、なんてことも。
なにしろ、真夏の羽織りに最適な爽やかな白シャツや、男らしさを醸すデニム素材まで、リッチな表情とほどよい抜け感を併せ持つ長袖シャツのバリエが充実。そのどれもが、ベーシックながら上質な素材を使用しているから、夏だけしか着ないなんてもったいない!? というワケで、秋までヘビーローテ必至の長袖シャツをご覧あれ。
[グッチ]GUCCI15万9500円(グッチ/グッチ クライアントサービス)海男なら見逃せない!?マリンなエンブロイダリー
清潔感あふれる白シャツに、赤いアンカーモチーフと“GUCCI”ロゴをエンブロイダリーであしらい、スタイリッシュなマリンテイストを演出。しっかりとした生地感が特徴のヘビーコットンポプリン素材を使い、すっきりとしたポイントカラーに仕立てることで、キリッとした辛口の表情が生まれている。太めのパンツでリラックス感のあるマリンスタイルにしたり、細身のパンツで品よくまとめたりと、普段使いからバカンスまで活躍間違いナシ。

爽やかなライトブルーとホワイトのスリムストライプ生地を2種類使い、身頃や袖で切り替えたデザインが新鮮。シンプルなシャツにメリハリのある表情が漂い、アクティブな印象も。胸ポケットにはブルーのシンプルな生地を取り入れ、エンボスロゴをプラスすることで、大人っぽさとラグジュアリー感をアップ。夏のデニムやショーツスタイルをブラッシュアップするにはうってつけ。

ダークブルーからホワイトにグラデーションする、ブリーチ加工が施された素材のデニムシャツ。デニムジャケットのように羽織りアイテムとして活躍する存在感もありつつ、裾や袖口のホワイトカラーが軽やかさを漂わせ、オールシーズン着こなせるアイテムに。

ダークブルーのウォッシュドコットンデニムを、リラックス感のあるシルエットに仕立てた、幅広いスタイリングに馴染む1枚。フロントに配した4つのポケットがアクティブなアクセントになっており、なかでもフラップポケットには“ウェブ ストライプ ループ”をあしらい、シンプルなデニムシャツに格上感をプラスしている。

2025年のプレフォール コレクションより登場した、コットン素材のオックスフォードシャツ。ベーシックな白シャツと思いきや、実はこの素材自体に同色で“GGパターン”をあしらい、ほどよいニュアンスとさりげない個性出しを実現。白シャツの清潔感は存分に発揮しつつ、シンプルコーデに大人の色気とお洒落上級者の貫禄を添えてくれる。
INFORMATION
⚫︎グッチ クライアントサービス
TEL:0120-99-2177
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=前田聡美
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Satomi Maeda