
今、ホテルのダイニングで人気なのが“鮨”と“鉄板焼”。デートするなら、どちらを選ぶか悩ましいこともある。
大阪のベイエリアに佇む、〈グランドプリンスホテル大阪ベイ〉は、大阪市内でありながらも、開放感のあるアーバンリゾートとして知られる存在。その1階の鉄板焼「彩Irodori」が、2025年初夏にリコンセプト。瀬戸内の恵みを堪能する「江戸前鮨」と旬の味覚を「鉄板焼き」で楽しめるレストランに生まれ変わった。
「瀬戸内の恵みを伝える江戸前鮨の贅沢なひととき」がコンセプト。たこや鰆といった海の幸だけでなく、オリーブ牛など瀬戸内の特産を堪能できるのが魅力だ。
なかでも、「江戸前鮨」と「鉄板焼き」の両方が味わえる“讃岐ディナーコース”に注目したい。瀬戸内の食材をたっぷりと使った江戸前鮨と、割烹料理、鉄板焼がうまく融合された魅力的なコースになっている。
取材時のメニューから数品を、合わせたアルコールとともに紹介していこう。
この日の“前菜”は、トロ湯葉、稚鮎南蛮漬け、真蛸の和風バジル、磯ツブ貝の旨煮をひと皿に。
“造り”で瀬戸内の魚介の魅力を知り、コース中ごろの“焼き物”は、香川県産オリーブ牛ステーキ。

ステーキに使われているのは、2024年度の肉品評会で金賞を受賞したオリーブ牛。オリーブ果実由来のオレイン酸が豊富で、味わい深く、きめの細かい肉質、さっぱりとした後味が特徴。
大阪の地酒、秋鹿“千秋”(2500円/300㎖)を合わせた。辛口で軽くすっきりとした飲み心地で、料理の味を引き立てる。香ばしく焼かれた旨味たっぷりの牛肉との相性もよし。
数品、続いてから供されたのは、“握り鮨”。

この日の“握り鮨”は、大トロ、ヤリイカ、ヒラメ、ホッキ貝、車海老、トロタク巻き、玉子焼きの7貫。コース半ばのステーキが重すぎないので、女性でもすんなりと食べてしまえるボリューム。

瀬戸内の食材の魅力を割烹料理と鉄板焼、そして、江戸前鮨のコースで味わうという贅沢な食体験に彼女も満足するに違いない!
INFORMATION
●江戸前鮨✕神戸ビーフ/鉄板焼「彩Irodori」
住所:大阪府大阪市住之江区南港北1-13-11 グランドプリンスホテル大阪ベイ
営業時間:ランチ 12:00~15:00(14:30LO)、ディナー17:00~21:30(鉄板焼と鮨コース20:00、鮨アラカルト20:30いずれもLO)
定休日:水・木曜(祝日の場合は営業)
URL:https://www.princehotels.co.jp/osakabay/restaurant/irodori/
※サービス料込み。
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取材&文=はまだふくこ text : Fukuko Hamada
ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。