公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)は3月24日、「診療録等を電子化し保存する場合のセキュリティガイダンス 第1版」を公開した。

JIIMAでは、国の掲げるDXを文書情報マネジメントを通じて加速することを目標として、新たに「JIIMAビジョン2020」を策定した。
医療情報のデジタル化が加速される環境において、JIIMAの医療市場委員会は急速に脱アナログ化が進むと予想、医療機関や薬局に対し実践的に役立つ活動とアウトプットに取り組む。

医療機関等でも、デジタル化した医療情報への脅威が増す中、厚生労働省発行の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」は、2021年1月に第5版を第5.1版に改定、JIIMAではこれまで、文書情報マネジメントに直接関係する「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」第9章に着目し、手引き書や運用管理規程を策定してきたが、さらに情報セキュリティ対策を実施する上で参考となるよう、対象文書を電子化(デジタル化)する際のセキュリティに関係する部分を示しながら、根拠となる法律やガイドラインを掲載した。

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