KDDI株式会社は10月1日、クラウド型セキュリティサービス「Cisco Umbrella」にドメインとIPアドレスを対応づけて管理するDNSポリシーのフィルタリング機能として、KDDIグループのラック提供の脅威情報データベース「JLIST」を追加し、同日から提供すると発表した。

 「Cisco Umbrella」は、ゼロトラスト実現で必要となる一要素で、DNSを活用してあらゆる環境やデバイスから同一のセキュリティポリシーに基づき、安全にインターネットに接続できるクラウド型セキュリティサービス。
カテゴリごとに悪質なサイトや制御したいサイトを登録し、当該URLやドメインの接続可否を設定ができる。

 KDDIでは今回、DNSポリシーのフィルタリング機能としてラックの「JLIST」サービスのうち、遮断用URL/ドメインをDNSポリシー向け接続先リストに自動で取り込み標準機能として提供、日本特有の危険サイトへのアクセス制御をさらに強化供する。

 なお、「JLIST」の追加はCisco Umbrella Insights及びSIG Essentialsライセンスの提供料金に含まれる。

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