福井県越前市は2月24日、3月25日に開催する越前たけふ駅駅舎見学会&レールウォークの参加応募フォームで個人情報が閲覧できる状態になっていたと発表した。

 これは、同市が越前たけふ駅駅舎見学会&レールウォークの参加者募集業務を委託した株式会社JR西日本コミュニケーションズ北陸支社福井支店が設置した応募入力フォームにて、Googleフォームの機能である「前の回答を表示」の設定を誤ったことが原因で、過去の応募者の個人情報が閲覧できる状態になっていたというもの。
2月17日に市民からの電話連絡で発覚した。併せて、応募フォームに募集開始時期の設定が行われていなかったことが原因で、応募開始日以前に応募入力ができたことも判明している。

 閲覧可能となっていたのは、1月31日午後7時58分から2月17日午前8時47分の期間で、応募者50人の住所、氏名、年代、応募資格、電話番号、メールアドレスを含む個人情報と、同行者82人の氏名、年代、居住市町を含む個人情報。

 なお、応募完了者が申し込みを完了した画面でのみ前の回答が閲覧可能となっており、画面を閉じた場合はサイドの閲覧は不可となっている。

 同市では2月17日から18日にかけて、全対象者を市総合交通課職員と委託業者社員で個別に訪問し、説明と謝罪を行っている。

 同市では2月17日に、応募フォームの修正を行い、募集を再開している。

 同市では今後、委託事業者に対する管理・監督を厳にし、作業進捗の確認を徹底するとのこと。

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