株式会社ゴールドウインは3月20日、同社のグループ会社である株式会社ゴールドウイントレーディングが運営する「ゴールドウインファミリーセール」の会員情報管理システムでの一部情報流出の可能性について発表した。

 「ゴールドウインファミリーセール」の会員情報管理システムが利用していた富士通株式会社が提供する FENICS インターネットサービスの一部機器では、通信情報が外部から窃取可能な状態であった期間が存在しており、当該システムから送信されたメールに含まれる情報が外部流出した可能性を完全に否定できないという。


 流出した可能性があるのは、2022年3月28日から5月15日の間に「ゴールドウインファミリーセール」サイトで会員情報の変更、会員のお誘い、パスワード変更を実施した会員の氏名、メールアドレス。

 ゴールドウイントレーディングでは個人情報保護委員会に報告を行っている。

 ゴールドウイントレーディングでは2022年12月に、「ゴールドウインファミリーセール」の会員情報管理システムを別サービスに変更済みで、新システムでは不正な通信は確認されていない。

 ゴールドウイントレーディングでは今後、通信および情報管理に対する技術的な安全管理措置の構築に努め、セキュリティ対策の強化に取り組むとのこと。

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