独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月27日、WordPress 用プラグイン Survey Maker における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の養田篤也氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2023-34423
Survey Maker 3.6.4 より前のバージョン

・CVE-2023-35764
Survey Maker 4.1.0 より前のバージョン

 AYS Pro Plugins が提供する WordPress 用プラグイン Survey Maker には、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・格納型クロスサイトスクリプティング(CVE-2023-34423)
→当該製品を使用しているサイトに管理者権限でログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される

・データの信頼性確認が不十分(CVE-2023-35764)
→投稿者の IP アドレスを偽装される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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