エレコム株式会社が提供する無線LANルータおよび無線アクセスポイントには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。
・easysetup.cgiおよびmenu.cgiの入力値処理の不備に起因するクロスサイトスクリプティング(CVE-2024-34577、CVE-2024-42412)
→当該製品にログインした状態のユーザが細工されたウェブページにアクセスした場合、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される
・Telnet機能における認証の欠如(CVE-2024-39300)
→ Telnet機能を有効にしている場合、遠隔の第三者によって認証無しでログインされ、当該製品の設定を変更される
・common.cgiの入力値処理の不備に起因するスタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2024-43689)
→細工されたHTTPリクエストを処理することで、任意のコードを実行される
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。