西日本鉄道株式会社は5月9日、同社エコ企業定期券Webサイトへの不正アクセスについて発表した。

 これは5月5日に、「西鉄バス エコ企業定期券Webサイト」に第三者から不正アクセスがあり、当該サイトに登録された顧客情報が漏えいした可能性が判明したというもの。
5月7日に、エコ企業定期券登録企業の顧客から当該サイトにログインできない旨の連絡があり、発覚した。

 漏えいした可能性があるのは、5月7日までに対象サーバに登録されていた法人名、代表者氏名、所在地、担当者情報(部署名、氏名、メールアドレス、電話番号)を含む顧客情報3,019件。

 同社では対象の顧客に、個別に連絡を行っている。

 同社では不正アクセスの侵入経路について、Webサイト制作時に使用し、その後、対象サーバ内に
残置していた開発用プログラムからと推測しており、5月7日に同プログラムを削除している。

 同社では5月7日以降、外部から当該サイトへのアクセスを遮断しており、第三者による操作はできない状態となっている。

 同社では再発防止のため、2025年度上期を目途にセキュリティ対策を講じた当該Web サイトの全面刷新を行うとのこと。

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