東証プライム上場企業の株式会社アイ・エス・ビーは6月26日、5月2日に公表した不正アクセスによる同社ホームページの改ざんについて、調査結果を発表した。

 同社では4月26日午前11時頃に、同社ホームページに第三者からの不正アクセスがあり、一部ページの改ざんが判明、4月27日と28日にも複数回にわたり不正な改ざんが確認され、被害は同社ホームページ( https://www.isb.co.jp/ )全体に及んでいた。


 同社によると、不正アクセスの原因はCMSの脆弱性を悪用した攻撃によるもので、調査の結果、サーバからの情報の抜き取りなどの痕跡は一切確認されておらず、情報流出の可能性は極めて低いと判断している。また、当該サーバでは顧客の個人情報は管理しておらず、個人情報の流出はない。

 同社では再発防止策として、脆弱性への対応を最優先に、新たにサーバ環境の見直しと再構築を行い、CMSのバージョンアップを実施、システムのセキュリティ対策と監視体制の強化に努めるとのこと。

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