独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月7日、Nimesa Backup and Recoveryにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の川根健太郎氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2025-48501
Nimesa Backup and Recovery v2.3
Nimesa Backup and Recovery v2.4

・CVE-2025-53473
Nimesa Backup and Recovery v3.0.2025062305より前のバージョン
Nimesa Backup and Recovery v2.3
Nimesa Backup and Recovery v2.4
※影響を受けるバージョンは既にサポートが終了している

 Nimesaが提供するNimesa Backup and Recoveryには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-48501)
→当該製品が動作しているサーバ上で任意のOSコマンドを実行される

・サーバサイドリクエストフォージェリ(CVE-2025-53473)
→内部サーバへ意図しないリクエストを送信される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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