ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は7月11日、So-netへの不正アクセスによるメールアドレス変更について発表した。

 これは同社にて、第三者によるユーザーID・パスワードの不正取得で一部顧客のSo-netメールアドレスが意図せず変更される事象を確認したというもの。
なお、同社から顧客のID・パスワード等の漏えいは確認されていない。

 同社では、アカウントが不正使用される可能性があるため、顧客に下記の対応を呼びかけている。

・ログイン履歴の確認
マイページのログイン履歴で心当たりのないアクセスがないかを確認

・パスワードの変更
不審なアクセスが見つかった場合は、パスワードを変更

 また、セキュリティ強化のため、下記対策の検討も呼びかけている

ユーザIDの変更
定期的なパスワード変更
パスワードマネージャーの利用
不審なメールやメッセージへの注意
普段使用している端末をログインアラートに登録し、不明な端末からのアクセス通知を受け取るように設定
異なるサービスでは異なるパスワードを使用
マイページから定期的にログイン履歴を確認

 同社では現在、顧客のアカウント保護のためにメールアドレス変更サービスの受付を停止しており、セキュリティ強化を図るため、仕様変更についても慎重に検討を進めているとのこと。

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