ミタチ産業株式会社は7月4日、7月1日に公表した同社グループ会社MITACHI(HK)COMPANY LIMITED(ミタチ香港)への不正アクセスによるシステム障害について、第二報を発表した。

 ミタチ香港では6月30日にシステム障害があり調査したところ、ミタチ香港のサーバへの第三者からの不正アクセス被害が判明し、被害拡大を防止のために、ミタチ香港およびシステム接続のあるMITACHI ELECTRONICS(SHENZHEN)CO.,LTD. 、MITACHI INTERNATIONAL(MALAYSIA)SDN. BHD.、PT.MITACHI NDONESIAでネットワーク接続を遮断し、対策チームを立ち上げ、外部専門事業者の協力のもと復旧対応を進めていた。


 7月4日時点で、MITACHI ELECTRONICS(SHENZHEN)CO.,LTD.、MITACHI
INTERNATIONAL(MALAYSIA)SDN. BHD.、PT.MITACHI INDONESIAで被害への対策を講じ、限定的に業務を開始している。

 被害状況については、ミタチ香港のサーバが暗号化され、アクセスが不能な状況となっており、サーバ内のデータの一部が漏えいした可能性を否定できないと判断しているという。

 ミタチ香港では外部専門事業者と連携の上で、早期復旧に向けた作業とともに、侵入経路の特定、被害範囲の調査を進めて、再発防止のためのセキュリティ対策の強化を図るとのこと。

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