宮城県は7月10日、令和7年度危険物取扱者保安講習の委託契約を締結している一般社団法人宮城県危険物安全協会連合会による個人情報の漏えいについて発表した。

 これは委託事業者が講習の申込者にマニュアルを送付しようとした際に、誤って受講者の申込内容の入力データをメール送信したというもの。


 委託事業者は7月9日午後2時33分に危険物取扱者保安講習(オンライン方式)の申込者41名にマニュアルを送信したメールに誤って41名分の受講者の申込内容の入力データを添付、同日午後2時44分には申込者15名に誤って15名分の受講者の申込内容の入力データを添付したところ、午後2時44分に当該メールを受信した受講者が誤送信に気付き委託事業者の担当者に連絡、午後2時54分に委託事業者から宮城県に連絡があった。

 委託事業者では、個人情報を漏えいした受講者に謝罪を行うとともに、送信データの削除を依頼している。

 同県では委託事業者に対し、契約に基づいた個人情報の取扱いと情報管理の徹底等について厳重な注意を行うとともに、再発防止策を検討し、その結果を県に報告するよう求めるとのこと。

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