両社では、海外拠点を持つ日本企業に向けて、セキュリティ監視・運用を提供する「KDDIマネージドセキュリティサービス」と、ラックが提供する「JSOC マネージドセキュリティサービス」に英語での問い合わせ窓口を新たに設置し、セキュリティインシデントの報告や対応指示を海外拠点と直接行う。
また、顧客のセキュリティ状況やインシデント傾向などをまとめた月次のセキュリティレポートを英語で提供することで、現地法人が状況を把握しやすくなり、早期に適切なセキュリティ対策の実行が可能となる。
ラックのシンガポール拠点では、セキュリティ監視・運用を提供する「JSOC MSS Lite for Global biz.」で、従来の英語に加え日本語での問い合わせ対応を開始する。
両社では今後、顧客のセキュリティ環境の脆弱性を可視化する診断サービスやセキュリティインシデントが起きた際の対処・復旧を多言語で行うサービスを順次拡充し、各国の拠点での最適なセキュリティ環境の構築を目指す。