中国のポータルサイト・網易に4月30日、「日本で最も幸福な場所は東京でも大阪でもなかった」とする記事が掲載された。
記事は、日本で最も幸福な場所というと東京や大阪といった、世界的にも有名な大都市を想起するものの、実際はあまり有名ではない日本のある県にはいずれも及ばないと紹介。
そして、健康、文化、教育、生活、労働の5大カテゴリー、65項目という多岐にわたる指標から評価され、毎年発表される47都道府県の幸福度ランキングで福井県が何度も連続でトップを獲得しているのだと紹介。男女の平均寿命が日本最長、自殺者数が全国で2番めに少なく、世帯年収が東京に次ぐ多さで、女性の労働人口が52.2%と日本では高い水準にあるなど、さまざまな指標で傑出しているとした。
記事はその上で、幸福度ランキング上位の常連で、なおかつ名前に「福」がついているという名実ともに幸福な福井県には多くの魅力的な観光資源が存在すると伝え、その例として世界3大奇観の一つと称される断崖絶壁の東尋坊、世界3大恐竜博物館と呼ばれる県立恐竜博物館、11月ごろになると雲海に囲まれて「天空の城」のような幻想的な風景を見ることができる越前大野城のほか、若狭湾、気比の松原、永平寺などのをスポットを挙げている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)