日本とのビジネス上の関係が深くなっている日本と台湾。中には、この時期に日本の顧客とビジネス上の関係を築きたいと考えている台湾のビジネスパーソンも多いようだ。
しかし、営業で名刺交換し、日本企業の関係者と知り合うことはできても、そこから先に進むのが難しいと嘆く台湾企業の担当者は多い。台湾メディア商週が「日本企業とのビジネスには”信頼と関係性が大切”」と記事にしていた。

 記事は、まず「展示会や、パーティーなどで知り合いになった日本人担当者に電話や、メール、直接の訪問などいろいろな方法でコンタクトを試みたものの、なかなかビジネスに結びつかないケースは多々ある」と述べている。

 なぜそのように感じる台湾企業が多いのか。記事は、「日本は先進国だが、メンタリティに関しては保守的な面がある」と指摘する。では、どうすれば日本企業の担当者との商談がスムーズに行くのか。

 記事は、「日本では、”関係性”を非常に重視する。そのため、相手はまずはその会社や担当者が本当に信頼できるか慎重に判断してくる。もし、まったく知らない会社で、共通の知り合いなどの関係者が見つからないようなら、なかなか先には進めないだろう」と述べ、信頼関係の構築は”一見さん”では難しいと指摘している。

 ではどうすればいいのか。「まずは信頼できる業界内の仲介者を見つけること。そして、その人を介して日本企業にアクセスすることが一番手っ取り早い」と記事は述べている。


 日本から台湾へのワクチンの提供なども話題になり、半導体関連のビジネスでも日台のビジネス上のつながりは加速している。こうした記事からも、「この機会に、なんとかして日本市場で発展したい」と考える台湾企業が多いというのが見て取れる。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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