日本は、中国艦艇の動向に常に注意を払って監視を行っているが、中国からすると日本は、中国艦艇が航行するたびに「怯えている」ように映るようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、「中国の艦艇が日本海を横切るたびに日本は緊張している」と題する記事を掲載した。
少なくとも3つの理由が考えられるという。

 記事はまず、2021年8月14日に中国のジャンダオ級小型フリゲート「広元」が日本海を航行した際、海上自衛隊は護衛艦はるさめと哨戒機P1を派遣して監視追跡を行い、統合幕僚監部がそのことを後に発表したと伝えた。

 記事は、「広元」はロシアのウラジオストクで行われる国際軍事競技「海洋杯」に参加するために通過しただけだったと強調する一方、それなのに日本は過剰反応し、「とても緊張していたようだ」と主張した。

 中国の艦艇が通過するだけで日本が緊張する理由の1つとして記事は、「中国海軍の実力を恐れているから」だと主張した。今回、日本は対馬島の南西約130キロの海域で「広元」を発見し、それまで気が付かなかったため、その「ステルス性」に恐れを抱いていると主張した。広元は射程距離200キロ以上のミサイルを搭載しているという。

 2つ目は「広元の航行目的を心配している」ためだ。表向きは軍事競技に参加するためだったが、日本は北方領土問題があるので、ロシアと中国の海軍が親密に接触することは大きな圧力になると説明した。3つ目は「国力をわきまえず台湾問題で中国を挑発しているため」と主張した。このため、中国を恐れるのは「自業自得」だとしている。

 日本海を通過する中国艦艇を監視することは、自衛隊にとっては通常任務であり、その情報を公開するのは毎度のことだが、中国からすると日本は「怯えている」ということになるようだ。それだけ中国は海軍力に自信をつけるようになったということなのだろう。
(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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