世界は男女格差の是正に向かっている。戦後「男女平等」を強調してきた中国では、定年まで働く女性が多く、学生の制服も性別を問わない「ジャージ」で、ある面ではジェンダーレスの先駆けとなってきた。
これまで「男女平等」を標榜してきた中国では、「女らしさ」というと「男女差別だ」と言われかねないが、記事の中国人筆者は「女性らしさ」を肯定的にとらえ、「性別の違いゆえのそれぞれの良さがある」ことは認めるべきだと論じた。そのうえで、日本の女性は美しさと優しさを兼ね備えていて、さりげない気遣いができると称賛している。
この特徴を生かし、日本人女性は自分の周りを「魔法のように」居心地の良い空間に変えているという。例えば、ある台湾の男性俳優が日本の有名な女性俳優と共演した際、録音の収録に行くとその日本女性から「頑張ってね」という応援のメッセージが付箋で付けられていたそうだ。まだ直接会ってもいないのに、有名人であることを鼻にかけることもなく、さりげない気遣いで共演者をリラックスさせようとする優しさに「雷に打たれた」気分だった、というエピソードを紹介している。
なぜ日本の女性には細やかな優しさがあるのだろうか。記事は偶然の産物ではなく、「教育のたまもの」だとの見方を示している。お世話になった人にお礼をする、という礼儀を親が子どもに教えているので、日本では幼稚園の子どもでも、日ごろからお世話になっている先生に手作りのプレゼントを贈ったり、毎年同級生に年賀状を出したりするなどの気遣いができると伝えた。
日本の女性がちょっとしたところで示す気遣いというのは、中国人を感心させ、時には感動させているようだ。もし記事の分析が正しければ、それは「教育のたまもの」であり、中国の女性も学ぶことができるといえそうだ。











