台湾は日清戦争後の1895年から第2次世界大戦で日本が降伏するまでの50年間、日本の統治を受けていた。しかし、多くの中国人は日本による台湾統治がどのようなものであったか、よく知らないようだ。
記事はまず、台湾統治の初期は武力を全面に出した日本の統治に、多くの台湾人が強く抵抗し、激しい抗日運動が行われたと紹介した。その結果、多くの台湾人が犠牲となったと指摘している。その後、20世紀初頭に抗日運動は下火になり、日本は「同化政策」を採用して、少しずつ台湾を変えていったと分析した。
そのうえで記事は、日本統治が台湾にもたらした利益も少なくなかったと指摘した。例えば、衛生面では亜熱帯に属する台湾では伝染病がよく発生していたが、日本が衛生課を設置して人々の衛生意識を高めた結果、コレラやマラリアなどが抑え込まれたと伝えた。
また、厳格な警察によって治安が保たれ、裁判官は台湾人とは何の関係もない日本人が担当したので公平な裁判が行われたと紹介、こうした点も「清の時代とは全く違っていた」という。さらに農業分野では、品種改良や施肥、防虫を推し進め、水利事業を行い、果物加工工場を作るなどした結果、生産力が大幅に向上して収入も増えたほか、教育面でも6年間の義務教育としたので全体の教育レベルが向上したと伝えた。
それで、日本統治時代の台湾人は日本人と差別化されていたとはいえ、比較的安定した生活を送ることができていたと紹介した。また、エリートになることができた一部の台湾人は、台湾を現代化したとして日本統治に感謝するほどだったとしている。そして、こうした歴史を多くの中国人は理解していないと指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)











