中国のポータルサイト・網易に9日、「今の日本とドイツの国力を比較すると、どちらが強いか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、かつて世界に大きな嵐を巻き起こして敗れ、その後経済成長を遂げて先進国の仲間入り果たした日本とドイツについて、文化、政治、工業、経済という4つの点から現在の国力を比較している。

 
 まず、文化の分野については「答えは一目瞭然だ」として、日本が優位に立っていると紹介。日本のアニメ、音楽、相撲、寿司などの食文化は世界各地で広く知られており、マンガやゲームなどは非常に大きな影響力を持っていると伝えた。

 次に政治と軍事について言及し、日本は国際的に「米国の庇護を受けた従属者」といういささか気まずい地位にあるとする一方で、ドイツはEU内の盟主として政治的に主導的な地位を獲得しているとした。また、軍事面ではドイツの軍事工業が発達しているのに対し、日本の防衛力や兵器は米軍の支援に依存している部分があるため、この分野においてはドイツの勝ちだと評している。
 
 さらに、工業や科学技術については両国とも非常に発展しており、一概に優劣をつけることは難しいとした。また両者には技術開発のスタンスに違いがあり、ドイツが機械製造に重点を置くのに対し、日本は精密電子分野で大きな強みを持っているため、なおのことどちらが優れているかという判断は意味をなさないことを伝えた。
 
 そして最後に経済分野について比較し、ドイツはGDPで日本の後塵を拝する一方で1人あたりGDPでは明らかに日本より高いと紹介。日本は少子高齢化が一層深刻化しており、今後の発展に期待が持ちにくい状況であるとした。
 
 記事はこれらの比較を総合した上で、全体的な国力に大きな差はないとの結論を下している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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