軍事力ランキングで上位の日本、その実力は本物なのか=中国報道
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 世界各国の軍事力レベルを分析して発表しているグローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)によると、2021年の軍事力ランキングで日本は世界第5位となっており、英国やフランスより上となっている。日本の軍事力は本当に英仏より強いのだろうか。中国メディアの百家号はこのほど、自衛隊の実力を分析する記事を掲載した。

 記事は、日本の海上自衛隊は高い実力を持っていると指摘した。排水量5000トン以上の護衛艦を多く保有しており、海上の戦力で日本に匹敵する国はそう多くないとしている。空母や原子力潜水艦を持っている英国ですら「核兵器を使用しない」との前提では海上自衛隊に及ばないと分析した。

 しかし、海上自衛隊には「致命的な弱点がある」という。それは、長距離対艦ミサイルと対地ミサイルが欠落していることだと主張。これは、「防御するだけで積極的な攻撃ができないことを意味する」と説明している。とはいえ、日本も17式艦対艦誘導弾を開発したほか、射程2000キロのミサイル開発を進めるなど、装備の充実を図っていると主張した。

 それで、自衛隊は先進的な武器を保有し、その規模も大きく、世界的にも日本に匹敵する軍事力を持つ国は多くないものの、日本は防御力に特化しているという欠点があるので、「本当に戦争になったら韓国にも勝てないだろう」と主張した。

 一方、「防御力に特化している」という欠点を克服するのは「日本にとって難しいことではない」とし、必要なら米国から武器を買えば良いだけなので、自衛隊の能力について甘く見るべきではないと結んだ。

 中国は、日本の軍事力に常に警戒しているようだが、海軍力を含めて軍備を増強させているのは中国も同様であり、日本こそ中国の軍事力に強く警戒すべきだと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)