投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が3.7%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.0%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.9%安、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が2.4%安、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が1.7%安で引けた。
通信ネットワーク株もさえない。中国衛通(601698/SH)が3.6%、中国電信(601728/SH)が2.1%、中国聯通(600050/SH)が2.0%、中国移動(600941/SH)が1.1%ずつ下落した。不動産株、医薬品株、エネルギー株、海運株なども売られている。
半面、発電株は高い。中国核能電力(601985/SH)が3.2%、国投電力(600886/SH)が2.3%、華能国際電力(600011/SH)が2.0%、大唐国際発電(601991/SH)が1.5%ずつ上昇した。軍事関連株、食品・酒造株、空運株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の267.42ポイント、深センB株指数が3.17ポイント(0.28%)安の1130.20ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)