先週の続落を受け、買い戻しが先行する流れ。
業種別では、ソーラー発電関連の上げが目立つ。隆基緑能科技(601012/SH)が8.5%高、通威(600438/SH)が7.3%高、弘元緑能(603185/SH)が5.1%高、福莱特玻璃集団(601865/SH)が2.7%高で引けた。発電用モジュールの標準規格について、主要各社が統一することで合意。コスト低減が期待されている。
酒造株もしっかり。四川水井坊(600779/SH)が3.2%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.7%、青島ビール(600600/SH)が1.5%、重慶ビール(600132/SH)が1.4%ずつ上昇した。軍事関連株、公益株、素材株、食品・小売株の一角なども買われている。
半面、エネルギー関連の銘柄はさえない。中国石油化工(600028/SH)が1.7%、中国石油天然気(601857/SH)が1.3%ずつ下落した。そのほか、タンカーの中遠海運能源運輸(600026/SH)が1.9%安で取引を終えている。自動車株、医薬品株、不動産株、保険株、ハイテク株の一角も売られた。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.68ポイント(0.26%)安の265.57ポイント、深センB株指数が1.70ポイント(0.15%)安の1148.45ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)