投資家の慎重スタンスが継続する流れ。
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が4.2%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が3.2%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が2.2%安、薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が2.0%安、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が2.1%安で引けた。
医薬株もさえない。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.7%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.0%、人福医薬集団(600079/SH)が0.9%、上海復星医薬集団(600196/SH)が0.7%ずつ下落した。消費関連株、素材株、不動産株、インフラ関連株、保険・証券株なども売られている。
半面、石油や石炭のエネルギー株はしっかり。中国石油天然気(601857/SH)が2.1%、エン鉱能源(600188/SH)が1.9%、中国神華能源(601088/SH)が1.5%、中国海洋石油(600938/SH)が1.3%ずつ上昇した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.86ポイント(0.78%)安の236.82ポイント、深センB株指数が5.23ポイント(0.46%)安の1138.90ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)