中国景気の持ち直し期待が改めて意識される流れ。
業種別では、消費関連株の上げが目立つ。自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)が9.4%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.4%高、スーパーの三江購物(601116/SH)が3.5%高、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が2.6%高、小売の上海百聯集団(600827/SH)が2.0%高で引けた。
医薬品株もしっかり。ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が3.0%、通化東宝薬業(600867/SH)が2.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.7%、薬明康徳(603259/SH)が1.5%ずつ上昇した。金融株、インフラ建設関連株なども買われている。
半面、不動産株はさえない。保利地産(600048/SH)が1.7%安、信達地産(600657/SH)が1.6%安、金地集団(600383/SH)と緑地HD(600606/SH)がそろって1.1%安で取引を終えた。ハイテク株、エネルギー株、公益株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.79ポイント(0.34%)高の236.28ポイント、深センB株指数が1.21ポイント(0.11%)高の1135.85ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)