前日の好地合いを継ぐ流れ。
業種別では、不動産の上げが目立つ。華遠地産(600743/SH)が2.4%高、金地集団(600383/SH)が2.2%高、信達地産(600657/SH)が1.5%高、緑地HD(600606/SH)が1.2%高で引けた。
証券株もしっかり。中国銀河証券(601881/SH)が4.5%、東呉証券(601555/SH)が2.0%、中原証券(601375/SH)が1.8%、中信証券(600030/SH)が1.5%ずつ上昇した。
ハイテク関連株も物色される。液晶パネルメーカーの南京中電熊猫信息産業集団(600775/SH)がストップ(10.0%)高、ディスプレー基幹部品の彩虹顕示器件(600707/SH)が2.2%高、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)と金融機関向けセキュリティーソフトの深セン市金証科技(600446/SH)がそろって1.6%高で取引を終えた。消費関連株、医薬株、銀行株、インフラ関連株なども買われている。
半面、エネルギー株はさえない。エン鉱能源(600188/SH)が1.4%、中国海洋石油(600938/SH)が1.2%、陝西煤業(601225/SH)が1.1%、中国中煤能源(601898/SH)が1.0%ずつ下落した。素材株、公益株、運輸株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.60ポイント(0.26%)高の228.75ポイント、深センB株指数が4.84ポイント(0.45%)高の1072.21ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)