前日までの好地合いを継ぐ流れ。
ただ、指数は安く推移する場面もみられた。様子見ムードが漂っている。中国では今週15日、11月の重要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が公表される予定だ。また、翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、11日に開幕したもよう。12日に終了する見通しだ。結果を見極めたいとするスタンスも強まっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の上げが目立つ。保利房地産(600048/SH)が7.6%高、信達地産(600657/SH)が4.2%高、華遠地産(600743/SH)が3.1%高、新城控股集団(601155/SH)が2.8%高で引けた。
銀行株もしっかり。
半面、医薬株の一角は安い。上海復星医薬集団(600196/SH)が2.3%、薬明康徳(603259/SH)が1.8%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.6%ずつ下落した。素材株、証券株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.45ポイント(0.20%)安の229.37ポイント、深センB株指数が4.97ポイント(0.46%)高の1083.20ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)