自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。
業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。透明導電膜(ITO膜)ガラスメーカーの凱盛科技(600552/SH)が2.4%高、電子書籍プラットフォームの掌閲科技(603533/SH)が2.1%高、ディスプレー基幹部品の彩虹顕示器件(600707/SH)が2.0%高、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が1.9%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が1.4%高で取引を終えた。
通信・ネット関連も物色される。中国移動(600941/SH)が1.8%、中国電信(601728/SH)が1.2%、吉比特(603444/SH)が2.3%、新国脈(600640/SH)が2.0%ずつ上昇した。銀行株、酒造株の一角なども買われている。
半面、不動産はさえない。格力地産(600185/SH)が2.2%安、金地集団(600383/SH)と信達地産(600657/SH)がそろって1.8%安、保利発展控股集団(600048/SH)が1.5%安で引けた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.29ポイント(0.13%)高の225.23ポイント、深センB株指数が7.63ポイント(0.72%)安の1048.09ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)