中国当局の株価安定策が期待される流れ。
業種別では、証券の上げが目立つ。国聯証券(601456/SH)が4.2%高、中信建投証券(601066/SH)が4.0%高、太平洋証券(601099/SH)が3.8%高、中信証券(600030/SH)が3.4%高で引けた。
不動産株もしっかり。格力地産(600185/SH)が3.4%高、信達地産(600657/SH)が2.9%高、金地集団(600383/SH)が2.8%高、新湖中宝(600208/SH)が2.4%高で取引を終えた。
ハイテク株も高い。薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が6.6%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.5%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.4%、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が3.0%ずつ上昇した。公益株、医薬株、エネルギー株、素材株、自動車株、運輸株、インフラ関連株なども買われている。
半面、酒造株の一角はさえない。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が6.48ポイント(2.94%)高の227.07ポイント、深センB株指数が6.09ポイント(0.61%)高の999.35ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)