当局の相場安定化スタンスが支えとなる流れ。
業種別では、発電の上げが目立つ。華電国際電力(600027/SH)と華能国際電力(600011/SH)がそろって2.0%高、国投電力(600886/SH)が1.9%高、中国核能電力(601985/SH)が1.8%高で引けた。
軍事関連株も高い。航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が3.9%、航空機メーカーの中航直昇機(600038/SH)が3.6%、航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)が3.1%、航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が1.6%、航空宇宙製品の江西洪都航空工業(600316/SH)が1.5%ずつ上昇した。
半導体株も物色される。IC設計の上海貝嶺(600171/SH)がストップ(10.0%)高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が1.8%高、半導体パッケージング(封止)の蘇州晶方半導体科技(603005/SH)が5.7%高で取引を終えた。インフラ建設株、医薬株、エネルギー株、素材株、不動産株なども買われている。
半面、自動車株はさえない。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.28ポイント(0.12%)安の232.58ポイント、深センB株指数が7.32ポイント(0.65%)高の1139.91ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)