米国の対中圧力強化が警戒される流れ。
業種別では、保険・証券の下げが目立つ。新華人寿保険(601336/SH)が4.6%安、中国人寿保険(601628/SH)が3.9%安、中国太平洋保険(601601/SH)が3.2%安、中国銀河証券(601881/SH)が3.4%安、中信証券(600030/SH)が2.7%安で引けた。
非鉄・鉄鋼株も安い。中国アルミ(601600/SH)が3.9%、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.0%、廈門タングステン業(600549/SH)が2.8%、山東鋼鉄 (600022/SH)が3.6%、重慶鋼鉄(601005/SH)が3.5%ずつ下落した。
ハイテク株もさえない。電子機器メーカーの成都旭光電子(600353/SH)が5.4%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が4.8%安、電子機器メーカーの国睿科技(600562/SH)が4.4%安、液晶パネルメーカーの南京中電熊猫信息産業集団(600775/SH)が4.3%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.0%安で取引を終えた。インフラ関連株、消費関連株、公益株、エネルギー株、不動産株、銀行株、運輸株なども売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.02ポイント(0.72%)安の278.69ポイント、深センB株指数が1.76ポイント(0.14%)安の1282.77ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)