投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.0%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.7%安、IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が2.5%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が2.0%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が1.4%安で引けた。
不動産株も安い。金地集団(600383/SH)が4.4%、万業企業(600641/SH)が3.9%、信達地産(600657/SH)が3.7%、保利発展控股集団(600048/SH)が3.5%、新城控股集団(601155/SH)が2.2%ずつ下落した。
半面、時価総額上位の銀行株や石油・石炭株はしっかり。中国工商銀行(601398/SH)と中国農業銀行(601288/SH)がそろって2.2%、中国銀行(601988/SH)が1.5%、中国石油天然気(601857/SH)が2.1%、中国神華能源(601088/SH)が2.0%ずつ上昇した。公益株、海運株、通信・メディア関連株も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.65ポイント(0.95%)安の277.20ポイント、深センB株指数が8.57ポイント(0.69%)安の1232.85ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)