週明け2日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比102.20ポイント(2.48%)安の4015.75ポイントと続落した。
 中国景況感の悪化が嫌気される流れ。
週末に公表された1月の中国製造業PMI(国家統計局などによる)は49.3に低迷し、景況判断の境目となる50を2カ月ぶりに割り込んでいる。前月実績と市場予想(ともに50.1)を大幅に下回った。非製造業PMIも節目割れの49.4という結果。改善予想(50.3)に反し、前月前月実績(50.2)を下回っている。資源相場の急落も逆風だ。2日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では主要な非鉄金属の先物が大幅に値下がりし、金先物価格も連日で急落。また、WTI原油先物も時間外取引で下げ幅を広げている。一方、取引時間中に発表された民間集計の製造業PMIは予想を上回り、前月に続き節目の50を超過したが、特段の材料とはならなかった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、産金・非鉄、石油・石炭など資源関連の下げが目立つ。中金黄金(600489/SH)と山東黄金(600547/SH)がそろって10.0%(ストップ)安、紫金鉱業集団(601899/SH)が8.8%安、江西銅業(600362/SH)と中国アルミ(601600/SH)がそろって10.0%(ストップ)安、洛陽モリブデン(603993/SH)が9.2%安、中国海洋石油(600938/SH)が5.6%安、中国石油天然気(601857/SH)が3.1%安、中国神華能源(601088/SH)が4.1%安で引けた。
 ハイテク株も急落。フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)と携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)がそろって10.0%(ストップ)安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が8.1%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が6.3%安で取引を終えた。
ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、中国政府系半導体企業の華潤微電子(688396/SH)が7.2%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は3.9%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。不動産株、医薬株、通信・メディア株、保険株、自動車株、公益株、インフラ関連株なども売られた。
 半面、銀行株はしっかり。中信銀行(601998/SH)が2.6%、上海銀行(601229/SH)が1.6%、中国工商銀行(601398/SH)が1.0%、中国農業銀行(601288/SH)と興業銀行(601166/SH)がそろって0.9%ずつ上昇した。酒造・食品飲料株も買われている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.87ポイント(1.84%)安の259.52ポイント、深センB株指数が19.07ポイント(1.53%)安の1226.88ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
編集部おすすめ