米株高が嫌気される流れ。昨夜の米株市場では、悪材料が重なり、主要指標のNYダウが前日比1.3%安と続落し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.0%安と3日続落している。米利下げ期待が後退したほか、人工知能(AI)の進化が幅広い産業で既存事業モデルに影響を及ぼすとの警戒感が再燃した。資源相場の急落も逆風。昨夜のNY市場では、WTI原油先物が2.8%安、金先物が2.9%安と急反落した。13日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、主要な非鉄金属の先物が安く推移している。13日の金相場は反発しているが、上値は抑えられたままだ。また、来週は春節の大型連休で本土市場が16~23日、香港市場が16日後場~19日に休場となる。投資家の買い手控え要因として意識された。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(2899/HK)が5.2%安、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険(2628/HK)が5.0%安、デリバリー事業大手の美団(3690/HK)が4.5%安で引けた。
セクター別では、石油関連が安い。業界大手3社の中国石油化工(386/HK)が4.1%、中国石油天然気(857/HK)が3.3%、中国海洋石油(883/HK)が3.2%、原油掘削の中海油田服務(2883/HK)が3.4%ずつ下落した。
産金・非鉄セクターもさえない。紫金鉱業のほか、霊宝黄金(3330/HK)が3.6%安、招金鉱業(1818/HK)が2.7%安、新疆新キン鉱業(3833/HK)が6.7%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.5%安、五鉱資源(1208/HK)が4.4%安で引けた。
半面、AI技術の銘柄群は連日で物色される。北京智譜華章科技(2513/HK)が11.9%高、MiniMax(100/HK)が9.4%高、滴普科技(1384/HK)が3.4%高で前場取引を終えた。
他の個別株動向では、手術支援ロボットメーカーの上海微創医療機器人集団(2252/HK)が9.8%高。主力製品の内視鏡手術ロボット「図邁(Toumai)」の受注好調が伝えられた。
本土マーケットは5日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.70%安の4105.04ポイントで前場の取引を終了した。資源・素材が安い。公益、金融、インフラ建設、医薬なども売られた。半面、宇宙・軍需産業は高い。自動車、消費関連、不動産、半導体の一角も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











