中東情勢の緊迫化が投資家心理を冷やす流れ。トランプ米大統領は21日夜、イランに対し「オイルロード」の要衝となるホルムズ海峡を48時間以内に再び開放しなければ、同国の発電所を攻撃すると通告した(期限は日本時間24日朝方)。これに対してイランは22日、発電所を攻撃された場合、ホルムズ海峡を完全に封鎖し、報復措置として米イスラエルのエネルギーや通信施設のほか、米軍が駐留する湾岸諸国の発電所も標的にすると警告している。米国・イスラエルとイランの戦争が長期化するとの見方が広がる中、原油相場の高騰が実体経済を下押すと懸念された。指数は下げ幅を徐々に広げている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が10.0%(ストップ)安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が7.9%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が7.3%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が7.0%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が5.8%安で取引を終えた。
医薬株も急落。河南太龍薬業(600222/SH)が10.0(ストップ)%安、湖北済川薬業(600566/SH)が9.2%安、広州白雲山医薬集団(600332/SH)が8.0%安、浙江海正薬業(600267/SH)が7.9%安、津薬薬業(600488/SH)が7.3%安で引けた。
不動産株も安い。金地集団(600383/SH)が6.8%、中華企業(600675/SH)が6.3%、緑地HD(600606/SH)が5.6%、新城控股集団(601155/SH)が5.3%、保利発展控股集団(600048/SH)が3.9%ずつ下落した。そのほか、消費関連株、自動車株、インフラ関連株、金融株、素材株なども売られている。
半面、エネルギー株の一角はしっかり。中曼石油天然気集団(603619/SH)が5.9%、新天緑色能源(600956/SH)が2.0%、洲際油気(600759/SH)が1.9%、中国石油天然気(601857/SH)が0.8%ずつ上昇した。ほか、原油タンカーの招商局能源運輸(601872/SH)が1.3%高と値を上げている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.92ポイント(1.51%)安の256.03ポイント、深センB株指数が36.24ポイント(2.98%)安の1180.79ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











